岸田総理、オミクロン株の濃厚接触者にも別室受験を含む受験機会確保の方策を検討するように文科省に支持
文部科学省がオミクロン株感染者の濃厚接触者は大学受験を認めない方針を決定したことに対して、岸田総理は別室受験を含む受験機会確保の方策を検討するよう文部科学省に指示した。
岸田文雄首相は26日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の市中感染が国内で広がりつつあることを受け、オミクロン株感染者の濃厚接触者となった受験生について、別室受験を含む受験機会確保の方策を検討するよう文部科学省に指示した。
首相周辺が明らかにした。
大学入試共通テストは来年1月15、16両日に迫っている。首相の指示は大学受験に加え、高校や中学校の受験も念頭にあり、文科省は専門家と具体策を検討した上で、年内に公表する見通しだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/13bf5f6d34bfed88ec9e1cadd5ecc16682940c26
ネット上でも今回の文科省の方針は「異常だ」という批判の声があがっている。タレントのつるの剛士さんも「信じられない」とツイッターに投稿していた。
タダでさえコロナ禍で大変な学生生活を送ることになった若い世代、そんな中ここままで頑張ってきた学生の皆さんにトドメを刺すような発想信じられません。濃厚接触なんて防ぎようもない。
無症状でも陽性が出てしまったことを考えると恐ろしくて検査にも行けない。もう異常だと思います。 https://t.co/OxIDFu6IAH— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) December 25, 2021
こういった意見を耳にしての判断か、それとも総理自身が文科省の判断が異常と感じたのかは定かではないが、いずれにしても総理が文科省に濃厚接触者にも受験機会を与えるように指示したことで、受験生も救われる。
文科省は年内に具体策を発表するようだが、どの方な方策を発表するか注視したい。