岸防衛大臣、中国国防相にオンライン会談で尖閣での自制要求「中国との間では多くの懸念があるからこそ、率直な意思疎通を図る必要がある」
岸信夫防衛大臣が、中国の国防相とオンライン会談を行い、中国軍による尖閣諸島周辺での活動を自制するよう直接求めた。
岸防衛大臣は、中国の魏鳳和国防相とテレビ会談を行い、中国軍が尖閣諸島周辺の領海に侵入していることに自制を求め、台湾情勢についても中国側の動向を注視する考えを伝えました。
そのうえで、自衛隊と中国軍が偶発的な衝突を回避するためのホットラインについて、来年中の運用開始を目指すことで一致しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/650ce6e970ec8852b7da3cefe7149e5e2fd7c832
防衛省も会談の内容をツイッターに投稿
【岸防衛大臣の動静】
12月27日、#岸防衛大臣は、魏鳳和中国国防部長とテレビ会談を行いました。
岸大臣からは、東シナ海情勢に関し、力を背景とした一方的な現状変更の試みに反対し、中国側に強く自制を求めました。また、台湾情勢や南シナ海問題、海警法などに関する懸念や考えを伝えました。 pic.twitter.com/bi8YVGbvCp— 防衛省・自衛隊 (@ModJapan_jp) December 27, 2021
さらに防衛省はこの投稿を中国語でも発信。
12月27日,#岸防卫大臣 同魏凤和中国国防部长以视频方式举行会谈。
岸大臣对东海局势,中国以力量为背景试图单方面改变现状表示反对,同时向中方强烈要求保持克制。另外,岸大臣就有关台湾局势、南海问题、海警法等事宜,向中方明确表示关切和我国的看法。 pic.twitter.com/QrnlB92UZK— 防衛省・自衛隊 (@ModJapan_jp) December 27, 2021
防衛省の中国語での発信は、岸大臣の本気度のあらわれだろう。今まで防衛省が中国語で投稿したという記憶がない。(あったらごめんなさい)
岸大臣は自身のツイッターに「中国との間では多くの懸念があるからこそ、率直な意思疎通を図る必要がある。相手に対して”言うべきことは言う”」と投稿。
第2回日中防衛相テレビ会談を実施。
中国の魏鳳和国防部長と約2時間に渡り、互いの意見や懸念事項等をぶつけ合いました。
私から、海警船舶の活動や力を背景とした一方的な現状変更の試み等に反対し、我が国含め国際社会が極めて深刻な懸念を有していることを直接伝え、強く自制するよう求めました。 https://t.co/SHrFOnz0FU— 岸 信夫 (@KishiNobuo) December 27, 2021
“台湾海峡の平和と安定”について、我が国の安全保障及び国際社会の安定にとって極めて重要であり、中国の軍事的活動が、我が国含む地域と国際社会の安全保障上の強い懸念となっていて、中国がそれらを正確に理解する必要があること。責任ある行動をとる必要があることをカウンターパートとして強く要求
— 岸 信夫 (@KishiNobuo) December 27, 2021
中国との間では多くの懸念があるからこそ、率直な意思疎通を図る必要がある。相手に対して”言うべきことは言う”。https://t.co/yvuOkuGddM
— 岸 信夫 (@KishiNobuo) December 27, 2021
岸大臣の投稿には応援するコメント多数寄せられていた。