毅然!岸田総理が怒りを露わにした米軍の水際措置! → 一方、林外相が外出制限を求めるが、外務省の責任は???どうしてワシントンに要求しないの???
岸田総理の大英断だった水際措置の強化。オミクロン株の流入を遅らせることができた。しかし、だ。在日アメリカ軍の水際措置の不手際によって、各地でオミクロン株が確認されている。
この在日アメリカ軍の対応には、岸田総理が珍しく激怒したと報道されている。しかし、だ。外務省は一体どのような対応をしていたのか。外務省の対応については、官邸幹部からも怒りの声が上がっている。
林外相は、ブリンケン国務長官と電話会談をし、米軍関係者の外出制限の導入を求めた。林外相にはアメリカに求めるだけでなく、外務省内の対応についても検証してもらいたい。
岸田総理が激怒したアメリカ軍の対応!!官邸幹部は外務省の不作為を大批判と報道!!
オミクロン株がWHOに報告されて、岸田総理はすぐに水際措置の強化という大英断を下した。諸外国の感染状況と比較すれば、岸田総理の大英断が効果を発揮したことは火を見るよりも明らかだ。
しかし、在日アメリカ軍の新型コロナ対応の不手際によって、オミクロン株が結局我国に入り込んでしまった。この事態に岸田総理は、激怒しているというのだ。
新型コロナのクラスターが発生したアメリカ軍の部隊が、日本へ向かう前にPCRなどの検査を実施していなかった・・・そう報告された岸田総理は「厳しく抗議しろ」と珍しく怒りを露わにした。
先手を打って、水際措置を強化し、オミクロン株対策で一定の評価を得ていた岸田政権にとって、水際措置の網を掛けられない、アメリカ軍がコロナ対策の不安定要因であることが突きつけられた瞬間だった。
岸田総理が激怒したのは当然だ。そして岸田総理が激怒した背景には、外務省の失態があるのだ。岸田総理が、激怒する一方で官邸幹部は次のように述べている。
また、官邸幹部の一人は日本側の認識の甘さを鋭く指摘する。
「外務省はなぜ、アメリカ側の運用について確認をしてこなかったのか。変更はないか、現状どうなっているか。アメリカ側の非だけではなく、日本自身のことも考えないと」
官邸幹部の言う通りだ。外務省がなぜ運用を確認しなかったのか疑問でしかない。外務省の北米局長は12月16日の参議院予算委員会で「在日米軍からは水際対策を含む日本政府の方針に整合的な措置をとるという説明を受けている」と語っていたのだ。(参考)
外務省幹部の説明は間違っていたということに他ならない。こうした事態について外務省はどのように責任を取るつもりなのか???
そもそも、だ。なぜ在日米軍から説明なのか???ワシントンの国務省や国防総省に説明させるべきであろう!!!
一方、林外相が外出制限を求めるが、外務省の責任は???どうしてワシントンに要求しないの???
大失態を犯した外務省。林外相は、ブリンケン国務長官と電話で協議を行い、感染拡大防止策の強化を要請した。
林芳正外相は6日午前、ブリンケン米国務長官と電話で協議した。各地の在日米軍基地で新型コロナウイルスの大規模な感染が相次いでいることを踏まえ、林氏は米軍関係者の外出制限を含めた感染拡大防止策の強化を要求。ブリンケン氏は「できる限りのことをしたい」と応じたという。
林外相の要請は我国として当然のものだ。
一方で、だ。ブリンケン国務長官に感染拡大防止策の強化を要請したからといって、外務省の大失態が無かったことになることはない。
外務省の大失態から始まったオミクロン株の感染拡大。アフガニスタンでの逃亡劇に続いての大失態だけに、外務省には猛省が求められる。本当に頼りにならない省庁だ。そして関係者には処分が必要だ。このままでは、害務省でしかない。
岸田総理、林外相には、国際社会でのリーダーシップを期待すると同時に、外務省の大改革を期待したい。