波紋を更に呼ぶ外務省の大失策!!各地でアメリカ軍に対して否定的な声が上がる!そろそろ外務省は責任を取るべきでは??
新型コロナの感染拡大を受けて、各地で懸念の声が上がっている。その対象はアメリカ軍だ。オミクロン株が国内で広がったことの一因としてアメリカ軍に責任の所在を求める声が多いのだ。
このアメリカ軍の水際対策について大失態を犯したのは、外務省だ。外務省がアメリカ側に確認作業、そして要請を出していれば、ここまで深刻な問題にならなかったはずだ。
外務省の大失態。いつも責任から逃げてきた外務省はそろそろ責任を取るべきだ。
アフガニスタンに続き、大失態を犯した外務省!
オミクロン株がWHOに報告されて直ぐに、岸田総理は水際対策の強化を打ち出した。この岸田総理の大英断によって、オミクロン株の我国への侵入を遅らせることに成功した。
その岸田総理の大英断が水泡に帰しかねない大失態を犯したのが外務省だ。
「米軍の施設・区域において、日本に入国する場合には、米側の検疫手続きによることとなっているが、在日米軍からは水際対策を含む日本政府の方針に整合的な措置をとるという説明を受けている」
12月16日、参議院予算委員会。米軍施設に国外から直接到着する際の検疫体制について質問を受けた、外務省の市川北米局長はこう胸を張った。
(中略)
また、官邸幹部の一人は日本側の認識の甘さを鋭く指摘する。「外務省はなぜ、アメリカ側の運用について確認をしてこなかったのか。変更はないか、現状どうなっているか。アメリカ側の非だけではなく、日本自身のことも考えないと」
アメリカ側に運用の確認すら怠り、国会答弁とは異なる実態があったのだ。外務省は、何故確認すらしなかったのか大きな疑問である。
この外務省の怠慢な姿勢の結果、アメリカ軍から市中へと感染拡大が起こったと指摘される事態になったのだ。
更に困っているのはアメリカ軍の艦船を受け入れる自治体だ。
問い合わせしても返事はなし!
在日アメリカ軍基地以外でも、アメリカ軍の艦船が我国に臨時に入港している。来月2月には北海道の小樽港にアメリカ軍のミサイル駆逐艦が入港を予定している。
アメリカ軍の防疫体制について北海道知事が懸念を表明し、外務省を通して問い合わせたというのだ。
米海軍のミサイル駆逐艦「ストックデール」が2月6~11日に小樽港(北海道小樽市)への寄港を打診をしていることについて、北海道の鈴木直道知事は7日の会見で、「地元の不安を払拭(ふっしょく)できない」と述べ、寄港しないよう求める考えを明らかにした。
(中略)
鈴木知事によると、外務省や厚生労働省を通じ米軍側に寄港時の水際対策などの情報提供を求めたが、現時点で回答がないという。
受け入れ自治体が不安を抱くのは当然だ。外務省は、早急にアメリカ軍側に回答を求め、自治体の不安を払拭すべき責任がある。その責任すら放棄するつもりなのか。
日米同盟は我国の外交安全保障の基軸だ。それにも関わらず、外務省の大失態のせいで、国民のアメリカ軍に向ける目が厳しくなっている。
アフガニスタンに続く大失態を犯した外務省は、責任を痛感するべきだ。そして国会答弁についても責任を負うべきだ。
アフガニスタンでの大失態では、誰かが責任を取ったと言う報道は聞こえてこない。今回の大失態を含めて、外務省の長年の失態の責任を取らせるべきだ。
そしてこれをもし放置するのであれば、岸田政権も結局同罪である。官邸の善処も期待したい。