関口宏氏「津波情報の日本地図、あそこへ出さなきゃなんないでしょうか」と疑問 → 川松都議が「放送事業者は法律に基づく防災機関であり、関口さんは基本を忘れたのか。」と大指摘!!
16日深夜に発せられた気象庁のトンガの大噴火による津波警報・注意報。
当然だが、地上波では津波への警報情報が表示された。しかし、だ。TBS「サンデーモーニング」では関口宏氏が、その表示の場所に疑問を呈したと報道されたのである。
これには自民党の川松都議が「放送事業者は法律に基づく防災機関であり、関口さんは基本を忘れたのか。」と大指摘した。TBSは報道機関の本分を忘れているのか???
関口宏氏「津波情報の日本地図、あそこへ出さなきゃなんないでしょうか」と疑問 → 川松都議が「放送事業者は法律に基づく防災機関であり、関口さんは基本を忘れたのか。」と大正論!!
TBS「サンデーモーニング」は、1月16日、我国の地図を画面に表示していたが、司会の関口宏氏が疑問を何と投げかけた。
俳優の関口宏が16日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」で、(中略)新型コロナウイルスのニュースに移ったが、ここで情報を掲示したパネルの文字に日本地図が重なってしまっていた。関口は「画面がどうしても、津波の警報を出すために日本地図をあそこへ出さなきゃなんないんでしょうか」と疑問。
続けて「ちょっとこれは見にくいかもしれませんが、きょうはちょっとお許しください」と視聴者に呼びかけた。
ちょっと待って欲しい。津波は数十センチでも直撃すれば人間を沖合に引きずり込む。しかも、だ。我国全体に襲う可能性があるとなれば、地図を表示して全国民に注意喚起するのは当然だろう。どうして疑問を投げかける必要があるのか???
コロナ情報も大事だが、それよりも津波は目の前にある脅威だ。
これに対し、自民党の川松都議が疑問を投げかけた。
何のために放送があるのか。
どうして独占的に電波を放送局が使えるのか。放送事業者は法律に基づく防災機関であり、関口さんは基本を忘れたのか。
こういう発言は放送法108条違反ではないか。
関口宏「サンモニ」津波情報の日本地図「出さなきゃなんないでしょうか」https://t.co/vA6w8rvdmU
— 川松真一朗【墨田区選出•自民党・41歳】 (@kawamatsushin16) January 16, 2022
テレビ朝日の元アナウンサーであった川松都議が、「独占的に電波を放送局が使えるのは、放送事業者は法律に基づく防災機関だからだ。関口さんは基本を忘れたのか。」と投げかけるのは重いことだ。
放送法第108条は、基幹放送事業者の業務として「災害の場合の放送」を挙げ、「基幹放送事業者は、国内基幹放送等を行うに当たり、暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生し、又は発生するおそれがある場合には、その発生を予防し、又はその被害を軽減するために役立つ放送をするようにしなければならないとしている。
この理念に基づけば、津波の表示やその位置などに対し何らかの疑問を投げかける余地はないのではないか???
関口氏は放送法第108条の趣旨と自身の発言の整合性が本当にあるのか説明すべきだろう。