海底火山噴火に関するトンガの被災者が約8万人に 村井宮城県知事「震災の恩返しをしたい」




海底火山の噴火により、津波を含めトンガの被災者が8万人に上るという報道があった。

海底火山の大規模噴火が起きた南太平洋の島国トンガで、その後の津波も含めて被災した人が最大8万人に上るとの見通しが17日、明らかになった。

津波に巻き込まれた女性が行方不明になったとの情報がある。火山灰は周辺国にも広がっており、フランス特別自治体ニューカレドニアに向かった日本発の航空便が行き先をオーストラリア東部ブリスベンに変更した。

国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の担当者は、海岸付近に住む人口を踏まえて最大8万人が影響を受けたと推計。「本土周辺の島々が特に被害が大きい恐れがある」と話した。公的機関と協調して、避難した人々を支援する構えだ。

以下ソースで

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6a6b6e3401b976bae5d866b64d5be9920a5a28f

決して裕福な国ではないトンガは、東日本大震災の時に被災者に義援金とサトイモを届けてくれていた。宮城県の村井嘉浩知事は震災の恩返しをしたい考えを述べた。

宮城県の村井嘉浩知事は17日の定例会見で、海底火山が噴火した南太平洋の島国トンガに対し、被害状況に応じて支援を講じる考えを示した。「(平成23年の)東日本大震災でお世話になった恩を忘れたわけではない。被害の状況によって、県として支援を考えたい」と語った。

外務省によれば、トンガ政府は東日本大震災の被災者に対し、義援金20万パアンガ(約900万円)を送ったほか、トンガの生産者や輸送業者らがサトイモを届けてくれたという。

https://www.iza.ne.jp/article/20220117-VJIQMAUJMVMSDLYJTQUTUNXOG4/

外務省のホームページ『「がんばれ日本! 世界は日本と共にある」(世界各地でのエピソード集)』には、次のようなトンガの人々の温かい支援が記されている。

3月19日,トンガ赤十字社が,被災者への義援金を募るための募金を行いました。
3月27日,キリスト教協議会が,被災者の冥福と復興を祈念する国民的礼拝を実施。
4月21日,被災者支援のために提供される里芋等が,生産者からトンガ政府に引き渡されました。生産者代表は「トンガと日本の人々の愛であふれたトンガの里芋は,被災者の皆様にとってどのような味がするのだろうか,トンガでは誰もが被災者の皆様が一日も早く元気を取り戻すことを願っている」と述べました。里芋は「トンガより愛をこめて」と印刷したメッセージと共に4月25日トンガのヌクアロファ港より出荷。この里芋寄贈には,生産者以外にも,カボチャ生産者,施設や冷蔵倉庫を無償提供したトンガ政府,海上輸送経費を負担した輸送会社,輸入業者等が協力。
5月5日,バオトゥ小学校(草の根無償資金協力の被供与団体)の校長,生徒5名,アイサケ・エケ人民代表議員が日本大使館を訪問し,義援金を手渡しました。同議員は「バオトゥ小学校の生徒と教員は,日本での大災害の発生以来心を痛めており,少しでも日本の被災者の方の役にたちたいと全ての生徒と教師が寄付を行ったので,本日その寄付金をお持ちした。すべてのコインに生徒たちの気持ちがこもっているので,どうか受け取っていただきたい。」と述べました。
トンガ・日本帰国留学生会が,同会の活動資金集めのため,イベント開催による集金を計画していたが,東北地方太平洋沖地震の発生を受け,このイベントにより得られた資金の半分を義援金として寄付することを決定。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/episode/episode09.html#tonga

また、トンガはラグビーを通して日本と交流を深めていて、かねてからトンガとスポーツを通じて交流がある高知県は、トンガの支援に向けて義援金の受け付けを始めることを決めた。(参考

また、駐日トンガ大使館へは励ましの言葉や支援の問い合わせが多数寄せられていて、大使館はSNSで感謝の気持ちを投稿。

義援金に関しては、各自自体もしくは赤十字が受付を開始すると思うので、発表があるまで待ちたい。







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