【経済制裁に動じないわけ】中国と北朝鮮の陸路貿易が2年ぶりに再開
今年になって4回目のミサイルを発射させた北朝鮮。各国の避難も集まり、米政府は、北朝鮮の関係者らに経済制裁を科したと発表した。しかし、経済制裁を加える米国をよそに中国が北朝鮮との陸路貿易を再開させたことをFNNが報じた。
北朝鮮がまた、短距離弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体、2発を発射した。
韓国軍は17日朝、北朝鮮が17日午前8時50分ごろと54分ごろ、平壌(ピョンヤン)市内の順安(スナン)飛行場一帯から日本海に向けて、短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体2発を発射したと発表した。
飛行距離はおよそ380km、高度はおよそ42kmで、詳細は分析中としている。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは、1月5日と11日、14日と、2022年に入って4回目。
ミサイル発射が明らかになる直前、中国と北朝鮮の陸路貿易が2年ぶりに再開された。
17日朝、中国・丹東市から物資を積んだ列車が、対岸の北朝鮮・新義州市に向かった。
関係者によると、中国の砂糖や油、小麦粉などが運ばれたという。
一連のミサイル発射がこうした動きに関連しているのか、今後の北朝鮮の動向がいっそう注目される。
https://news.yahoo.co.jp/articles/30e90326989ce36d1009f155da7715652d75406e
中国は対米国でイランと外交を行い、対米で協力関係の強化で一致した。北朝鮮に対しても、人道支援を目的とした貿易再開に見えるが、北朝鮮を支援して日米を挑発するよう命じているようにも見える。
国連が北朝鮮に制裁措置を与えても動じないはずだ。
ネット上では、中露はミサイル実験を自国で行うと国際的に非難を浴びるので、北朝鮮を使って実験をさせているのではないかという意見もあるが、この状況を見ればそれも十分に考えられる。