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施政方針演説でも触れられたデジタル田園都市国家構想!!実現会議では着々と具体的な議論が進行中!!

通常国会が召集され、岸田総理の施政方針演説が行われた。これから来年度予算をはじめ、本格的な論戦が6月まで続く予定だ。

岸田総理の施政方針演説の中には、岸田総理が掲げ続けてきた政策が多く盛り込まれた。その1つがデジタル田園都市国家構想だ。

施政方針演説では、総論的な話をしていた岸田総理だが、会議では具体的な数値目標も掲げ、この構想は着々に進んでいる。

新型コロナ対策はもちろんだが、岸田総理の多くの政策が実行に移される今年は、その手腕に一層注目だ。

施政方針演説、成長戦略の柱として語られたデジタル田園都市国家構想!!

デジタル田園都市構想は、デジタル化を通じて地方を活性化させようとする岸田総理の肝いり政策の1つだ。

成長戦略の柱の1つとして、期待が寄せられるデジタル田園都市国家構想。施政方針演説でも岸田総理は次のように語っている。

新しい資本主義の主役は地方です。デジタル田園都市国家構想を強力に推進し、地域の課題解決とともに、地方から全国へと、ボトムアップでの成長を実現していきます。

そのために、インフラ整備、規制・制度見直し、デジタルサービスの実装を、一体的に動かしていきます。

高齢化や過疎化などに直面する地方においてこそ、オンライン診療、GIGAスクール、スマート農林水産業などのデジタルサービスを活用できるよう、5G、データセンター、光ファイバーなどのインフラの整備計画を取りまとめます。

(出典 首相官邸)

 

 

 

 

 

 

 

 

引用元 第208回国会における岸田内閣総理大臣施政方針演説(全文)

岸田総理はデジタル化の力を余すことなく、地方の活性化に使うつもりだ。その為に、単なる規制緩和ではなく、新しいルールのもとで。新たなサービスを生み出し、暮らしを豊かにすることを目指している。

施政方針演説では、総論的、一般論的な形になってしまったが、デジタル田園都市国家構想は、具体的な話がデジタル田園都市国家構想実現会議では飛び出している。

具体的な数値目標、人材確保も議論されたデジタル田園都市国家構想実現会議

岸田総理のデジタル田園都市国家構想を実現する為に、創設された会議がデジタル田園都市国家構想実現会議だ。この会議の議長は岸田総理だ。

12月末に首相官邸で行われた会議では具体的な数字が盛り込まれた「施策の全体像」がまとめられた。

先般の経済対策に基づく本年度の補正予算と来年度の当初予算を合わせて、総額5.7兆円を投入し、地域の課題をデジタルで解決してまいります。

デジタル基盤の整備については、5Gの人口カバー率を、現在の3割程度から2023年度に9割に引き上げます。日本周回の海底ケーブルを3年程度で完成し、十数か所の地方データセンター拠点を5年程度で整備いたします。光ファイバーは2030年までにユニバーサルサービス化を実現いたします。

地域で活躍するデジタル推進人材について、2022年度に 年間25万人育成できる体制を構築し、2026年度までに230万人を確保すべく、取り組んでまいります。

(出典 首相官邸)

 

 

 

 

 

 

 

引用元 デジタル田園都市国家構想実現会議

予算に盛り込まれた額をみても、岸田総理の強い決意が良くわかる。5Gの人口カバー率や人材確保について具体的な数値目標も掲げている。

2020年9月に刊行された著書「岸田ビジョン」でも、このデジタル田園都市国家構想について記されている。岸田総理が長年温めてきた政策であることの証左だ。

岸田総理が長年描いてきた政策を実現する元年が今年だ。

どういった日本の将来像を、岸田総理が見せるのか、その手腕と同様に期待しかない。

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