政府、トンガ支援に100万ドル以上提供 自衛隊や水などの物資の輸送も調整中 磯崎官房副長官「できる限りの支援を」 岸防衛相「速やかに対応できるよう指示」
日本政府はトンガへの支援に100万ドル以上の資金を無償で提供すると発表した。そのほかにも自衛隊員や水などの援助物資を輸送する調整をしている。
磯崎仁彦官房副長官は19日の記者会見で、大規模噴火と津波に見舞われた南太平洋のトンガへの支援として、100万ドル以上の資金を無償で提供すると発表した。また、自衛隊が飲料水や火山灰撤去のための用具などの援助物資を輸送する方向で調整しているとも明らかにした。
磯崎氏はトンガの早期の復旧復興に向け、豪州やニュージーランドなどと「引き続き緊密に連携する」と語った。
https://www.sankei.com/article/20220119-UJXXTNNWSBM2TMVCIV56PCW3OY/
磯崎官房副長官:「我が国として復旧復興のためにできる限りの支援を行うため、直接または国際機関経由で100万ドル以上の緊急無償資金援助を実施することと致しました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ad33f11d6d3c11f05bedf3f62de1e93f9d2f232
さらに、緊急援助物資として、飲料水や火山灰撤去のための用具などを提供する方向で調整していて、輸送には、自衛隊の航空機や艦艇を軸に検討している。
岸防衛相は、自衛隊に対し、速やかに対応できるよう指示していて、情報収集と調整のため、20日にも隊員3人が、オーストラリアに派遣されるという。
今は援助金よりも水などの物資と人手が最も必要とされているはずだ。しかし、空輸は空港に火山灰が積もっていて着陸ができない状況だ。なんとかオーストラリア、ニュージーランドと連携して迅速な輸送を行えることを期待したい。