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【緊迫のウクライナ情勢】米国防総省、米軍部隊8500人に派遣待機命じる




ロシアがウクライナ国境に軍を終結させ、ウクライナへの軍事侵攻の危険が高まる中、米軍8500人にいつでも欧州に派遣できるよう待機を命じたことを米国防総省が明かした。

米国防総省のカービー報道官は24日の記者会見で、ロシアによる軍事侵攻の危険が高まるウクライナ情勢を受けて、オースティン国防長官が約8500人の米軍部隊に対し、警戒態勢を強めて欧州への派遣に備えるよう命じたと明らかにした。

また、ホワイトハウスによると、バイデン大統領は24日午後に欧州首脳らとビデオ会談し、ウクライナ国境近くのロシア軍の最新の動向や同盟諸国との対応についてすり合わせを行う。

派遣準備はオースティン氏がバイデン氏に提示。カービー氏は最終決定はまだなされていないとしている。8500人は米本土の基地所属で、戦闘部隊や兵站、医療、航空、輸送などの部隊が含まれる。北大西洋条約機構(NATO)が欧州で即応部隊を展開する際に合流する見通し。

ウクライナ国境沿いには10万人超のロシア軍が展開し現在も増強中。ウクライナの北方と国境を接するベラルーシにも共同訓練を理由に露部隊が続々到着している。バイデン政権はロシアの軍事行動がいつでも起きうるとしている。NATOも24日の声明で東欧の加盟国への増派を表明している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/102548e5f891acfcf9ffe284535ddbf7743021e1

さて、この行動はロシア単独なのか。中国と連動しているのか。というところが気になる。ロシア単独で欧米と事を構えるとは到底思えない。中国と裏で示し合わせているのなら、戦力分散を図っていて、北京五輪が終わった後に何か行動があるのかもしれない。(あくまでも個人の観測です)

とはいえ、ますます目が離せなくなったウクライナ情勢。

有事だけは回避してほしいものだが、プーチン大統領は昨年12月に「ボールは向こうにある」とロシアの要求を受け入れるように要求した。

 ロシアのプーチン大統領は23日、ウクライナ国境周辺からロシア軍を撤退させるよう求める米国や北大西洋条約機構(NATO)に対し、「(ロシアの)安全は西側が速やかに保障しなければならない」「ボールは向こうにある」と述べ、緊張緩和に向けて、NATOの拡大停止などロシアの要求に応じるよう求めた。

https://www.asahi.com/articles/DA3S15152992.html

要求に応じなければ撤退はないということだろうか。10万人超のロシア軍に対し、欧米はどれだけの戦力を終結させられるのか。いまのところ優位に立っているのはロシアのようだ。







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