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岸田総理が示した気候委変動問題への対応!!その策の1つとして航空分野の脱炭素化を目指す!!航空分野に推進計画策定を促す!!

菅前総理が演説で語ったカーボンニュートラル。菅前総理は残念ながら退任したが、後を継いだ岸田総理にカーボンニュートラルはしっかりと引き継がれている。

岸田総理は、カーボンニュートラルについても施政方針演説で言及した。

その姿勢方針演説で言及された気候変動問題への対応として、一つ具体案が聞こえてきた。それが航空業界の脱炭素化の推進だ。

岸田総理の政策の実現に向けた道筋がつく通常国会から目が離せない。

脱炭素の実現と新しい時代の成長エンジン!!

菅総理が言及したことによって、一気に進みだした我国のカーボンニュートラル。岸田総理はそれを引き継ぎ、施政方針演説で、我国の姿勢を宣言した。

二〇二〇年、衆参両院において、党派を超えた賛成を得て、気候非常事態宣言決議が可決されました。皆さん、子や孫の世代のためにも、共にこの困難な課題に取り組もうではありませんか。

同時に、この分野は、世界が注目する成長分野でもあります。二〇五〇年カーボンニュートラル実現には、世界全体で、年間一兆ドルの投資を、二〇三〇年までに四兆ドルに増やすことが必要との試算があります。

我が国においても、官民が、炭素中立型の経済社会に向けた変革の全体像を共有し、この分野への投資を早急に、少なくとも倍増させ、脱炭素の実現と、新しい時代の成長を生み出すエンジンとしていきます。二〇三〇年度四十六%削減、二〇五〇年カーボンニュートラルの目標実現に向け、単に、エネルギー供給構造の変革だけでなく、産業構造、国民の暮らし、そして地域の在り方全般にわたる、経済社会全体の大変革に取り組みます。


(出典 首相官邸)

引用元 第二百八回国会における岸田内閣総理大臣施政方針演説

岸田総理は気候変動問題への対応という大変革を、我国の「新しい時代の成長を生み出すエンジン」にするつもりだ。
この気候変動問題への対応として進むのが脱炭素化だ。岸田総理は、早くも具体策を提案しようとしている。

航空分野の脱炭素化の推進計画、そして法改正も!

脱炭素化に向けた取り組みは各企業各業界で進んでいる。その中で岸田総理が航空分野の脱炭素化を進めようとしている。

航空分野の脱炭素化に向け、政府が航空会社や空港管理者に「推進計画」の策定を促す方針であることが22日、分かった。国から計画の認定を受けた場合、法律で規定された関連事業者による協議会のもと、一体的に取り組みを進めやすくなり、国有の施設や土地を特例的に活用できるなど優遇措置も受けられる。関連業界の連携を促進し、脱炭素化の取り組みを加速するのが狙い。航空法などの改正案を今国会に提出する。

航空業界の脱炭素化をめぐっては、国際民間航空機関(ICAO)が2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロとする目標を設定。廃油や植物などからつくられる環境にやさしいとされる「持続可能な代替航空燃料(SAF)」の活用促進をはじめ、多くの取り組みの加速化が喫緊の課題となっている。

引用元 <独自>航空脱炭素化へ推進計画策定へ 国交省、民間など連携促す 今国会に改正案

欧州では航空分野の脱炭素化の動きが活発化している。航空機が出す温室効果ガス削減の為に、夜行列車の復活が相次いでいると言うのだ。(参考

こうした潮流を見れば、我国の航空業界にとっても脱炭素化は喫緊の課題だ。

岸田総理が行おうとしている航空分野の脱炭素化は、気候変動問題への対応で我国がリーダーシップを発揮する為にも欠かせないものだ。

我国の取り組みが欧州に遅れをとらない為にも一日でも早い法改正に期待したい。

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