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岸田総理に「ワクチン接種が遅い!!」と寄せられる数々の批判 → そもそもスタートした時の事忘れてませんか??

感染拡大を続けるオミクロン株。岸田総理も経口治療薬の確保やワクチン確保に大奔走している。

ワクチンの追加接種をめぐって、進まない現状をメディアや野党は批判している。しかし、だ。すぐさま3回目の接種に臨みたい気持ちはわかるが、肝心なことを忘れている。

我国の接種率は先進国の中でトップ水準だ。だが、治験等でワクチンの安全性に時間を要したことからスタートが去年の春先だった。

追加接種には間隔をあけることになっている。そのことを勘案すれば、遅いのではなく、これから本格化するのだ。

岸田政権はその準備に全力であたってもらいたい。

岸田総理に寄せられる批判!!

通常国会で予算委員会がはじまった。論戦が始まるわけだが、メディア・野党双方から岸田総理に寄せられる批判の1つが3回目のワクチン接種についてだ。

3回目のワクチン接種が進んでいないと大騒ぎしている。

昨年12月1日から、医療従事者や高齢者を対象に3回めのワクチン接種が始まった。しかし、現時点で3回めのワクチン接種を終えたのはわずか1.5%。OECD(経済協力開発機構)加盟国のなかで、日本がもっとも遅れていることになる。

「岸田首相は、『(1回めの)接種開始が早かった国では3回めも早く、わが国では今後本格化していく』と述べていますが、当初から、3回めのワクチン接種は政府の計画どおりに進んでいません。

実際、ツイッターにも、《高齢者の3回目のワクチン接種が遅すぎるわ!》《政府誰も使えない 判断遅いし まとまりないし》などと、非難轟々となっている。

引用元 岸田首相、ワクチン3回め接種の遅れで非難轟々…菅前首相にはファイザー社長「迎賓館接待」に称賛集まる

OECDの中でも3回目の接種が最も遅いと聞けば、岸田総理の手腕が問われることになる。しかし、だ。冷静に考えれば、我国はワクチンの安全性を確認する為に、1回目のワクチン接種自体がスタートしたのが遅いのだ。

2回目のワクチン接種が完了した時期をみれば、本格化するのはこれから!!

誰もが不安に思うオミクロン株。ワクチン接種済みの人が3回目の接種に期待を寄せる気持ちもわかる。

だが、我国の初期のワクチン接種状況は次のようなものだったのだ。


(出典 新型コロナワクチン情報まとめ)

このスタートを見れば、我国の3回目の接種が本格化するのは、これからだということがわかる。

厚生労働省は3回目のワクチン接種について次のように情報発信している。

予防接種法に基づく追加接種の間隔は、対象となる方の優先度やワクチンの供給力等に応じて、できる限り短縮しています。

2022年1月から、医療従事者等や高齢者施設等の入所者等の接種間隔は6ヶ月となります。また、同年2月からその他の高齢者の接種間隔が7ヶ月となります。さらに、同年3月から、その他の高齢者の接種間隔が1ヶ月短縮されて6ヶ月となるとともに、64歳以下の方の接種間隔が7ヶ月となります。

なお、お住まいの自治体によっては、こうしたスケジュールが前倒しになる場合がありますので、自治体からのお知らせに留意してください。

引用元 追加(3回目)接種は、2回目の接種からどのくらい間隔をあけたら接種できますか。

菅前総理が命じて始まった1日あたり100万人接種。大規模接種センターが稼働し始めたのは昨年の5月下旬だった。

多くの人が7か月の間隔をあけることを考えれば、今の段階で「遅い」というのは的外れも良いところだ。

岸田総理、そして関係閣僚には3回目のワクチン接種が本格化する前に、しっかり準備を整えてもらいたい。


(出典 岸田総理公式TWITTER)

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