毅然!岸田総理「佐渡金山に対する、いわれなき中傷には毅然と対応」と大明言!一方で及び腰の外務省…
予算委員会が始まり、注目の質疑が行われた。それが佐渡金山の世界遺産への推薦についてだ。
一点の曇りもなく、ユネスコへの推薦が行われると思われたが、外務省の弱腰のせいで、すっかり水が刺され、大きな問題になってしまった。
岸田総理は韓国政府の主張を念頭に「いわれなき中傷には毅然と対応」と明言した。一方、林外相は「政府内で総合的な検討を行っている」と述べた。
検討も何も、文化審議会が国内推薦候補に決定したのだから、あとはユネスコへの推薦をすれば良いだけの話だ。外交で中国に対して強い姿勢を打ち出していた岸田総理と林外相。ここも従来通り、骨のある姿勢を示してもらいたい。
韓国政府に配慮し、見送りを示唆する外務省…
我国の世界遺産は2021年時点で合計25件にも上っている。直近で世界遺産に加わったのは「北海道・北東北の縄文遺跡群」だ。そして新に世界遺産に加えるべく、国内推薦候補に決まったのが佐渡金山だ。
国内推薦候補にも決まり、ユネスコへの推薦を待つだけと思われた。しかし、こともあろう我国の外務省が弱腰なのだ。毎度のことで本当にうんざりする。
一方、外務省が世界遺産への推薦に慎重なのは、韓国や中国が仕掛ける「歴史戦」にこの問題が利用されるとの危機感があるためだ。
2015年に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」を巡っては、韓国側が構成資産の端島(はしま)炭坑(通称・軍艦島)について、強制労働を明示するよう日本側に要求した。日本は端島炭坑で働いた朝鮮半島出身の労働者について、国際法上の強制労働には当たらないと主張しており、韓国側と立場の隔たりは埋まっていない。
外務省幹部は「佐渡島の金山を推薦すれば、再び韓国が国際社会で一方的な主張を展開しかねない」と指摘する。
外務省は端島の二の舞を懸念しているようだが、それを理由にユネスコへの推薦を見送る理由にはならない。しかも韓国政府に配慮し何か今までよかったことがあったのか?本当に学ぶことを知らないようだ。
そのようなことがまかり通ったら、今後のユネスコへの推薦についても悪影響が残ることは必至だ。
この外務省の情けない姿勢が予算委員会での質疑に繋がった。
岸田総理「いわれなき中傷には毅然と対応」!!
予算委員会で、自民党議員から佐渡金山のユネスコへの推薦についての質問が飛んだ。
林芳正外相は24日の衆院予算委員会で、「佐渡島(さど)の金山」(新潟)の世界文化遺産への推薦について「何が最も効果的かという観点から政府内で総合的な検討を行っている」と述べるにとどめた。
政府は佐渡金山の世界遺産推薦を2021年度は見送る方向で検討している。岸田文雄首相は、歴史問題を理由に韓国が反発しているのを念頭に「歴史認識にかかわる問題は重視している。いわれなき中傷には毅然(きぜん)と対応する」と強調した。
質問した自民党の高市早苗政調会長は、韓国の反発を巡り「国家の名誉にかかわる事態だ。必ず21年度に推薦を行うべきだ」と訴えた。政府は2月1日の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦書提出期限までに最終判断する方針だ。
(出典 岸田総理公式TWITTER)
韓国政府は「韓国人の強制労働の被害現場だ」「直ちに撤回を促す」と談話まで発表している。(参考)
岸田総理には、この韓国政府が発表した談話について毅然と対応してもらいたい。韓国政府の談話は間違いなく、だたの中傷だ。しかも韓国政府に配慮して、何か韓国政府が我国のことを配慮してくれたことがあったのか??そんなことは今まで一度ない。
韓国、そして中国に対して強い姿勢を打ち出して岸田総理が、仮にユネスコへの推薦を見送れば、今までの姿勢はなんだったのかと疑問が湧いてくる。
岸田総理には従来通り、そして林外相には、外務省を「使える省庁」にする為に総合的な検討を行ってもらいたい。そし外務省の改革は急務だ。今のままでは百害あって一利なしだ。