矛盾!立憲幹部、連合の野党離れに「なんて乱暴な」 → リアルパワー発言は乱暴じゃないの??連合は目指すべき政治を野党とは共有できないと考えただけでは??
我国最大の労働組合の中央組織「連合」が夏の参院選で支援政党を明記しない方針案を固めたと報道された。
立憲民主党側は「なんて乱暴な」と報道によれば不満タラタラのようだが、目指すべき政治を共有できない相手とは組まないとした「連合」の方はまともであろう。そもそも、だ。立憲民主党側にそうした反応をする資格があるのか???人の話も聞かずに勝手に決めてきた『乱暴な』なのは立憲民主党ではないのか???
矛盾!立憲幹部、連合の野党離れに「なんて乱暴な」→ リアルパワー発言は乱暴じゃないの??連合は目指すべき政治を野党とは共有できないと考えただけでは??
朝日新聞は、1月21日、何十年も民主党系組織を応援してきた労働組合の中央組織「連合」が、とうとう支援政党を明記しない方針案をまとめたことを報じた。
夏の参院選に向け、労働組合の中央組織・連合が支援政党を明記せず、共産党と連携する候補者を推薦しないなどとする基本方針案をまとめた。立憲民主党の選挙戦略に大きな影響を与えそうだ。
当然の決断だ!連合は、何度も立憲民主党に対し警告してきた。しかし立憲民主党はそれを無視し続けてきたのだ。
昨年の連合東京の声明、新会長の芳野氏の度々の発言では明らかだ。最後には、新年交歓会で岸田総理だけを壇上に上げて発言させ、泉代表らにはさせなかった。これが最後通牒だったのは誰の目にも明らかであろう。
それなのに、だ。立憲民主党は、まともに取り合わず、安住淳氏の「リアルパワー」発言などむしろ連合を軽んじるかのような言動さえあった。支持者の中にも芳野氏が野党共闘に否定的な発言をすると攻撃する人間すらいた。
これまでの経緯を考えれば、連合の方針案は真っ当だ。
しかし、だ。朝日新聞の報道によれば、立憲民主党は不本意らしい。
「なんて乱暴な……」
連合の基本方針案を知った立憲幹部は絶句し、「今までのような共産との連携はできなくなり、新しい方法を考えないといけない。これで得をするのは自民党だけだ」とこぼした。
「人物本位・候補者本位で臨む」として、支援政党が明記されていない参院選の基本方針案は21日、連合の加盟組合に示された。
どこが乱暴なのか???散々世話になった連合の制止を振り切って、共産党と連携を深めた挙句に先の衆院選で敗北したのに、未だに共産党と決別するのかしないのか煮え切られない態度では当然だ。
しかも、だ。岸田総理は賃上げに熱心な総理で、野党は相変わらず批判ばかりで賃上げに関する声は少ないとなれば、どちらと協力するのが労働者の利益になるかは明らかだ。
連合は要するに目指すべき政治を共有できない相手とは協力しないと言うことなのだ。これは筋の通った普通の正論だ。政治理念や政策の違いをなおざりにして、選挙での勝利を優先するよりも、崇高な態度だ。