毅然！佐渡金山の世界遺産への推薦で覚悟を示した岸田総理！その一方で外務省は見送りの根回しに奔走していた！
岸田総理が決断したことによって、ユネスコへの推薦が決まった佐渡金山。我国の大事な歴史の一部を担った佐渡金山が世界遺産に推薦されるのは誇らしい限りだ。
岸田総理が韓国からの誹謗に毅然と対応することを示した訳だが、その一方で情けないのが相変わらずの外務省だ。
外務省は、見送りに向けた根回しをしていたというのだ。我国の主張を対外的に主張するのではなく、まるで韓国の代弁者だ。
今回の外務省の対応を総点検するべきだ。
岸田総理が決断！ユネスコへの推薦！
佐渡金山が国内推薦候補に決まったのは、昨年末だ。着々とユネスコへの推薦に向けて準備しているのか思われたが、驚くべきことにまさかの見送り論が出てきていた。
しかし、だ。最後は岸田総理が正しい決断をし、世界遺産に推薦される運びとなった。
岸田文雄首相は「佐渡島の金山」（新潟県）をめぐる韓国との「歴史戦」に挑むにあたり、さまざまな情報の間で揺れ動いた。国連教育科学文化機関（ユネスコ）に推薦する覚悟を決めたのは２７日だった。「最後は俺が決める」。そう周囲に語る言葉は自身を鼓舞するようでもあった。
「世界遺産に登録できるように、冷静で丁寧な議論をやろう。米国や韓国をはじめ、関係国にしっかりと説明してくれ」
首相は２８日午後、官邸の首相執務室に林芳正外相や末松信介文部科学相ら関係閣僚を集め、こう指示した。
（出典 首相官邸）
岸田総理の言う通り、関係各国にしっかり説明すれば問題のない話だ。岸田総理が言っていることは何も難しい話ではない。
冷静に国際社会に佐渡金山を説明することは、当然、国内推薦候補に決まった時から当然の流れだ。
しかし、だ。この当然の流れに抵抗したのが外務省だ。外務省は、世界遺産への推薦見送りに向けて根回しをしていたと言うのだ。どこ向いて仕事してるのだろうか？？
事態を混乱させただけの外務省！！
今回の佐渡金山をめぐるゴタゴタの背景には、韓国に遠慮する外務省の姿があった。産経新聞が報じた所によると、外務省は見送りの根回しをしていたというのだ。
外務省からは、韓国が３月に大統領選を控え、佐渡金山を「日本たたき」に利用する懸念が伝えられた。ウクライナ危機を抱える米国は日韓間の対立が深まることを憂慮しているとの見立てもあった。「簡単には通らないな」「今年やるのが良いのかどうか」。そんな慎重な思いが広がっていた。
外務省などが推薦見送りの調整に動き、自民党重鎮議員らへの根回しに入っていた。これに対し自民党内からは「来年に先送りして登録の可能性が高まるのか」（安倍晋三元首相）、「誤ったメッセージを国際社会に発信することになりかねない」（高市早苗政調会長）などの声が強まった。
佐渡金山を我国への批判に使われることを恐れた外務省。それが今回のゴタゴタの根源だ。韓国政府が日本批判に利用するなら、それに正々堂々と事実に基づいて反論すれば良いだけの話だ。それにあんな政府はもうほっておけば良い、相手にする必要がないというのが多くの国民感情だろう。
外務省がいつまで経っても、韓国に譲歩ばかりするから、日韓関係は永遠に「未来志向」にならないのだ。安易な譲歩をするから何度もやってくることがわからないのか？？
韓国国内では我国の元文化庁長官の発言として「（日本は）佐渡金山のユネスコ世界文化遺産登録を急がず、韓国と十分に話し合い、納得できる解決策を見出さなければならない。このような過程を踏むことが、日韓間の他の問題の解決にもつながる」との報道がなされている。（参考）
この元文化庁長官も元をたどれば外務省出身だと言うのだ。
なんで韓国政府に相談する必要があるのか？ここまで韓国に譲歩、忖度する文化が外務省には根付いているようだ。毎回問題が起こり収束すると、新しい問題を外務省は引き起こしてきた。
今回こそは、この外務省の悪しき文化を岸田総理に総点検し、徹底的な改革をしてもらいたい。