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中国を念頭においた非難決議を採択!岸田総理は普遍的な価値観を外交で進めていく決意を表明!そしてまたもや中国は激怒!

臨時国会で見送られた対中非難決議。ようやく通常国会で採択された。決議では新疆ウイグルやチベットでの人権状況への懸念や中国の覇権主義的動きを牽制する内容になった。

一部メディアは、中国への名指しがないことから「骨抜き」との批判が上がっている。だが、中国外務省の反応を見れば、決してそのようなことはない。

決議を受けて岸田総理は、普遍的な価値、人権を大事にする政策や外交を進めていくことを表明した。この2点は岸田総理が総理就任以降、大事にしてきたことの1つだ。

岸田総理にこれまでの姿勢を、これからも貫いてもらいたい。

非難決議を採択!!

臨時国会で採択されなかった非難決議。保守派を中心に懸念する声が上がっていたが、この度無事に採択された。

決議は、自民党や立憲民主党などの国会議員が提出し、1日の衆議院本会議で採決が行われた結果、自民・公明両党や、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党などの賛成多数で採択されました。

決議では、中国での人権状況について「近年、国際社会から、新疆ウイグル自治区やチベット自治区などで、信教の自由への侵害や強制収監をはじめとする深刻な人権状況への懸念が示されている」と指摘しています。

そのうえで、中国政府を念頭に「力による現状の変更を国際社会に対する脅威と認識するとともに、国際社会が納得するような形で説明責任を果たすよう強く求める」としています。


(出典 衆議院ホームページ)

引用元 中国での人権状況に懸念の決議 衆院本会議で採択 五輪開幕前に

この決議を受けて岸田総理は、「国会でも決議がなされたので、しっかり受け止め、引き続き、普遍的な価値観や人権を大事にする政策や外交を進めていきたい」(参考)と語り、これからも従来通りの厳しい姿勢の対中国外交を展開していくことを表明した。

この非難決議が向けられた当事国の中国は、またしても激怒している。名指しされていないのに激怒ということは、自覚があると言うことだ。

中国外務省は大激怒!

非難決議は当事国に意識させなければ、意味が薄れてしまう。一部メディアは名指しをしていないことを批判していた。だが、この非難決議は、中国外務省の反応を見る限り、痛手であることに変わりない。つまり自覚しているので、当事国は意識したと言うことだ。

衆議院が1日、新疆ウイグル自治区やチベット自治区など、中国での人権状況に懸念を示す決議を採択したことについて、中国外務省の趙立堅報道官はコメントを発表し「決議は真実を顧みず悪意を持って中国の人権状況を中傷するもので、中国の内政に乱暴に干渉し極めて悪質だ。日本の一部の政治家が両国関係の大局を考えずに決議を強引にまとめたことは、中国人民に対する重大な政治的挑発だ」と強く反発し、すでに日本側に厳正な申し入れを行ったとしています。


(中国外交部  出典 Wikipedia)

引用元 中国での人権状況に懸念の決議 衆院本会議で採択 五輪開幕前に

中国外務省の反応をみれば、この非難決議がどういう意味をもったかは一目瞭然だ。北京冬季五輪の開幕を前に我国は重要なメッセージを中国に発したのだ。

岸田総理は、中国政府首脳と顔を合わせる機会があるごとに、人権状況や経済的威圧、そして覇権主義的な動きに対して言及してきた。

岸田総理の姿勢を中国政府がしっかり認識すれば、非難決議は時間の問題だとわかっていたはずだ。

対中国外交で厳しい姿勢を貫いてきた岸田総理。今回の非難決議は、そうして岸田総理の対中国外交を後押しするものでもある。日中二国間関係はもちろん、クアッド等の多国間でもより一層の中国への厳しい対応を求めたい。


(出典 首相官邸)

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