岸田総理、全世代型社会保障を実現するための大改革を実行へ!!若者世代の負担増の抑制、勤労者皆保険を実現し、誰もが安心できる社会保障を目指す!!
ほとんど注目されていないが、実は岸田総理は全世代型社会保障を実現するための改革を本気でやろうとしている。
所信表明演説や総理就任以前の発言を見れば、実は岸田総理は、今の不平等で不公平な社会保障制度を改革し、どの世代もどの職業も不満の少ない制度を作ろうとしているのだ。岸田総理は、若者世代の負担増の抑制、勤労者皆保険を実現するとも公約している。
しかし、だ。これは並大抵のことではない。社会保障改革とは歴代政権が苦戦してきた難物なのである。岸田総理の大改革に注目だ。
(出典 首相官邸TWITTER)
岸田総理、全世代型社会保障を実現するための大改革を実行へ!!若者世代の負担増の抑制、勤労者皆保険を実現し、誰もが安心できる社会保障を目指す!!
岸田総理は、1月17日の所信表明演説で、「全世代型社会保障構築会議において、男女が希望通り働ける社会づくりや、若者世代の負担増の抑制、勤労者皆保険など、社会保障制度を支える人を増やし、能力に応じてみんなが支え合う、持続的な社会保障制度の構築に向け、議論を進めます。」と訴えた。(参考)
(出典 首相官邸TWITTER)
岸田総理が目指す全世代型社会保障。岸田総理によれば、子供から子育て世代、お年寄りまで、誰もが安心できる全世代型の社会保障を構築していくと言う。つまり、だ。今の社会保障は若者や現役世代は高負担なのに、どう考えても老人になる頃にはほとんどサービスが受けられそうにない。また、氷河期世代も不当な扱いを受けている。
逆に、だ。お年寄りは現役時代は低負担で済んでいたのに、今は高いサービスを享受している。
岸田総理は、この不公平で不平等な制度を改革し、誰もが安心出来る制度に変えていくと言うのである。
その為に、岸田総理は、全世代型社会保障を実現すべく、どんな政策を考えているのか???
岸田政権は、勤労者皆保険制度の実現、若者世代の負担増の抑制に挑む!!
岸田総理の発言によれば、それにはどのような働き方をしていても安心できる勤労者皆保険を実現すると言う。これは社会保険の適用対象となっていない、個人事業主、フリーランス、非正規雇用も含めて社会保険の対象に含める。これによって彼らも救われる。
また年収100万円までは社会保険料の免除、年収200~300万円までは社会保険料の半減を考えていると言う。これは若者や現役世代の救いになる。
(出典 首相官邸TWITTER)
そして、社会保険の加入者が増えることで財源問題も解決する。特に、現行制度では69歳までしか厚生年金の保険料を納付できないが、70歳を過ぎても保険料の納付を可能としている。これは財源問題や低年金問題の解決につながるであろう。
財源については、事業主負担の維持や、高所得者の負担拡大も行うとしている。
しかも、岸田政権は医療改革も併せて行うことを示唆しており、医療費削減にも挑むつもりのようだ。医療費を減らす為に医師会との戦いを行うつもりなのである。
実はこの社会保障問題は経済問題である。例えば、だ。雇用調整助成金は、失業を未然に防ぐためとして雇用保険を流用し、解雇・転職すべき人を社内にとどめてしまっている。これが、結果的に大量の社内失業者を生むことになってしまった。我国の労働生産性を高めるためにも解雇規制の緩和も是非お願いしたいものだ。
岸田政権は、大きな改革のための戦いに挑んでいるのである。是非岸田総理は、この社会保障改革を実現し、誰もが安心できる社会保障制度を実現して欲しい。