ワシントンポストが韓国の大統領選挙について「スキャンダルと論争・侮辱でまみれている」「過去最悪」
米ワシントンポストが韓国の大統領選挙について「スキャンダルと論争・侮辱でまみれている」「過去最悪」と分析した。
記事では、優れた候補はどちらかではなく、どちらの方が害が少ないかという選挙だそうだ。
米ワシントンポスト(WP)は、韓国の大統領選挙について「国内外において重要な選挙だが、スキャンダルと論争・侮辱でまみれている」とし「過去最悪」という酷評を伝えた。
8日(現地時間)WPはこの記事の初めに「有力な候補である与党“共に民主党”のイ・ジェミョン(李在明)候補は土地開発における不正疑惑の中にあり、野党“国民の力”のユン・ソギョル(尹錫悦)候補は自称“肛門鍼術師”とつながっている」と紹介した。
つづけて「両候補の “ドラマ”が家族にまで広がっている」と付け加えた。
WPは「韓国人の政治スキャンダルは珍しくない」とし「パク・クネ(朴槿恵)前大統領は2017年に権力濫用の容疑で弾劾を受け、シャーマン(巫女・祈祷師)が政治に介入したという疑惑も受けていた」と伝えた。
つづけて「今回の大統領選は “非好感”の選挙だと言われているだけに、さらなる過去最悪に達した状態だ」とし「(両候補をとりまく)問題が終わることなく続き『有権者たちは疲れ切っている』という世論調査が伝えられている」と報じた。
WPは「今回の大統領選は、国内においては所得と男女不平等をとりまく論争が激化し、国外としては、韓国の文化的・経済的影響力が高まる中、北朝鮮と中国・米国・日本との関係において未来を形成しなければならない重要な選挙だ」と評価した。
つづけて「それにもかかわらず両候補は実質的な政策討論のかわりに、脱毛治療の健康保険適用や喫煙者の権利拡大というような政治的迎合だけを強調している」と批判した。
ジョージ・ワシントン大学の韓国政治専門家は「今回の選挙は『2人のうちのどちらがより悪でないか』という枠に縛られていて、有権者としては自分が選んだ候補が当選したとしても満足できないだろう」とWPに語った。
また「韓国は歴史的に政党体制が弱く、昔から公約よりも候補個人の特徴が大統領選を主導することから、有権者が政治への不信を感じるなど、このような政治体制の短所が今回の選挙を通して表れた」と分析した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/92f97ff44eaad556c9e81297786f0c72e3a4cb0b
「韓国は歴史的に政党体制が弱く~」とあるが、支持率が落ち込むと、有効な政策を打ち立てるわけでもなく「反日」という伝家の宝刀で国民を煽って乗り切ってきた国の政治にまともな政党体制があるわけもない。
「韓国人の政治スキャンダルは珍しくない」についても、もはやまともな政治家の方が少ないのではないか?とも思えてしまうほどスキャンダルが多く耳に入る。大統領の任期が終わると収監のコースが定例なわけだ。
日本からしたら関心があるのはどちらが日本に大きな害を与えるかだが、害が大きければこれまで通り無視すればいいが、中途半端に親日姿勢を示されてはかえって困ってしまうかもしれない。