岸田総理、「核なき世界」を目指し駐日アメリカ大使との会談を成功させる!!更にイラン大統領にも核合意への期待を示す!!
岸田総理が施政方針演説で語った「核なき世界へ」の想い。岸田総理は一歩一歩確実に諸外国への働きかけを強めている。
日米首脳会談に先立って日米共同声明を発表し、各国の首脳らに被爆地の訪問を要請した。その岸田総理は、新たに着任したエマニュエル駐日アメリカ大使と面会。その場でも「核なき世界」について言及した。
更に岸田総理は、イランの大統領とも電話会談をし、イランの核合意への期待感を示した。岸田総理の並々ならぬ「核なき世界」の想い。岸田総理の手で国際社会を一歩でも前進させてもらいたい。
駐日アメリカ大使と面会で言及!!
我国に赴任したばかりのエマニュエル駐日アメリカ大使。エマニュエル大使と岸田総理が初めて面談を果たした。その場で岸田総理は「核なき世界」について言及した。
そして驚くべきことに、エマニュエル大使が、広島を早期に訪問する意向を示したというのだ。
岸田文雄首相(広島1区)は4日、1月下旬に着任した米国のラーム・エマニュエル駐日大使と官邸で初めて顔を合わせた。「核兵器のない世界」の実現に向けた連携を確認し、バイデン大統領の今年前半の訪日実現への協力を要請。政府関係者によると、エマニュエル氏は被爆地広島を早期に訪問する意向を示し、首相は同行したいとの考えを示した。
(出典 首相官邸)
エマニュエル大使は、「核なき世界」を提唱したオバマ政権で、首席補佐官を務めていた。そしてバイデン大統領の信任が厚い人物とみられており、この20年でもっとも大物で強力な大使だ。
そのようなエマニュエル大使が、広島を訪問すれば、重要なメッセージになるに違いない。
アメリカとの間で一歩歩み出した「核なき世界」への道。更に岸田総理はこの流れを加速させようとしている。
岸田総理、イラン大統領と電話会談!!
「核なき世界」を実現する為には、アメリカとのみ連携すれば良いという話ではない。岸田総理は国際社会が注目しているイランの大統領と電話会談を開催し、イランの核合意への期待を示した。
岸田文雄首相は9日、イランのライシ大統領と約30分間電話で協議し、イランが米国と間接協議を続けている核合意の再建交渉を巡り、緊密な意思疎通を継続する考えで一致した。首相がライシ師と直接対話したのは就任後初めて。
日本外務省によると両首脳は、日イランの伝統的な友好関係を強化する方針を確認。岸田首相はイラン核合意を一貫して支持してきた日本の立場を説明し、関係国の核合意への早期復帰に期待感を示した。内戦状態にあるイエメンを含む中東情勢についても意見交換した。
(イラン大統領のライシ師)
イランの核合意は、イランとアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国との間で締結されていた。しかし、2018年にトランプ大統領が核合意から離脱を表明して以来、混沌とした状況が続いていた。
この核合意の立て直しに向けたアメリカとイランの間接協議が8日に再開されている。(参考)
間接協議が再開された直後に電話会談を実施した岸田総理。岸田総理の強い意志が伝わってくる。
岸田総理は、今年、「核なき世界」の実現に向けた国際賢人会議を創設する意向を示している。エマニュエル大使の広島訪問、そしてイラン大統領との電話会談がその一歩になることを期待したい。
(出典 首相官邸)