【処理水海洋放出の安全性検証】IAEAによる福島第一原発の処理水の調査が始まる 担当者「客観的で科学に基づいた検証を透明性のある形で行い貢献したい」
IAEAによる福島第一原発の処理水の調査が始まった。
IAEAの担当者は「客観的で科学に基づいた検証を透明性のある形で行い貢献したい」と述べた。
IAEAの調査は、当初は2021年12月に予定されていたが新型コロナの影響で延期されていた。
福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水を、薄めて海に放出する東京電力の計画について、安全性を検証するため、IAEA=国際原子力機関の調査団が来日し、14日から調査が始まりました。
来日したのはIAEAの調査団15人で、14日は都内で関係省庁や東京電力の担当者と意見交換を行いました。
この中でIAEAの担当者は、調査団に中国や韓国など周辺国を含め各国の専門家が参加していることを紹介し「客観的で科学に基づいた検証を透明性のある形で行い貢献したい」と述べました。
福島第一原発で増え続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について、国は基準を下回る濃度に薄めたうえで来年春をめどに海への放出を始める方針で、東京電力がこれに従って1キロほど沖合から放出する計画を示しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220214/k10013482801000.html
もちろん、客観的に安全であるかどうかを判断してもらいたい。調査団に中国や韓国など周辺国を含め各国の専門家が参加しているならなおさらだ。
この問題に取り組んできた自民党の細野豪志議員も「IAEAのこれだけ厳しい調査を受けるのは東電福島第一原発だけだろう」としたうえで「非科学的な批判に怯むべきではない」と、正々堂々と厳しい調査を受けて、科学的安全を証明したうえで、中韓の非科学的な批判など恐れることはないと訴えている。
処理水についてIAEAのこれだけ厳しい調査を受けるのは東電福島第一原発だけだろう。処理水の海洋放出を批判している中露の核兵器はIAEAの査察を免れいている。批判を繰り返してきた韓国は重水炉を有しており、福島のトリチウム規制濃度の方が韓国より厳しい。非科学的な批判に怯むべきではない。 https://t.co/sXxIF6ZuSZ
— 細野豪志 (@hosono_54) February 14, 2022
できれば日本の安全性をより確実なものにするために、中国や韓国など周辺国からサンプルをとって比較検証すればなおよいと思われる。ここまでグチャグチャと難癖をつけられているのだから、それくらいして当然だと思う。もし中国や韓国がサンプリングを拒んだ場合は「だったら文句言うな」と言って欲しいが…