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野党市議が中山石垣市長の尖閣視察に「政治パフォーマンス」⇒中山市長「皆さんの方が政治パフォーマンスとして、選挙利用しようとしていませんか?」




沖縄県石垣市の中山義隆市長は、1月31日に東海大の山田吉彦教授(海洋政策)らと共に尖閣諸島周辺の船上視察を行った。中山市長は会見し「尖閣諸島は市の行政区域だが、通常はなかなか近づけない。調査を東海大に委託し、私自身も視察する必要があると思った」と視察の意義を語った。(参考

すると、石垣市議会の野党市議団は、記者会見で「平和の祭典である北京冬季五輪直前に調査を強行するのは国際信義に反する」「税金を使用して市長選のパフォーマンスを行っており、行政の私物化、独善的市政運営の最たるものだ」と抗議した。(参考

中には「(中国艦船の)領海侵犯は月1、2回のペースで安定しており、尖閣国有化当時に比べると数字は下がっている。こちらから煽るのは全く理解不能で、異常」と意味の分からないことを言い出す人物さえ出てきた。この件は以前も紹介させてもらったが、「領海侵犯なんてあってはいけないことだろう」「領海侵犯が安定ってどういうこと?」といったコメントが寄せられた。

まもなく石垣市長選(告示日2022年2月20日 投票日2022年2月27日)が行われるわけだが、中山市長の相手陣営から「行政を私物化した尖閣諸島近海での市長による政治パフォーマンスについて」という抗議文が届いたようだ。

すると中山市長は「今、この時期の抗議、皆さんの方が政治パフォーマンスとして、選挙利用しようとしていませんか?」とあっさりと切り返した。

中山市長もなかなかの人物のようだ。

抗議文には「本件は平和の祭典である北京五輪直前に実施されており、明らかな挑発行為というほかならない」とあるが、中国が行っている挑発行為について無言の方々がこれを言う資格があるのだろうか?

しかも、産経新聞は2月17日に「尖閣周辺に中国船 52日連続」という記事を配信し、『17日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは52日連続。』と報じている。(参考)つまり、中国は北京五輪前も開催している最中も挑発行為を行っているのだ。

これについてひとことも言及しないということは、革新系市議の方々こそ中山市長を失脚させまいと『政治パフォーマンス』をしていると言えるのではないだろうか。それとも、革新系市議の方々は尖閣の主権は中国にあるとでも言いたいのだろうか?

本件については中山市長の主張が「その通り」だ。







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