中国軍艦が豪空軍機にレーザー照射 モリソン首相「脅迫行為以外の何物でもない」と強く非難 平和の祭典を開催中に平和に反する行為!笑えない…
オーストラリア軍の哨戒機が中国の軍艦からレーザーを照射されたと発表があり、モリソン首相は「脅迫行為以外の何物でもない。そのような行為を決して受け入れない」と、中国軍の行為を強く非難した。
オーストラリア軍は、飛行中の哨戒機が中国の軍艦からレーザーを照射される事案があったと明らかにし、この行為を強く非難しました。
オーストラリア軍によりますと、17日にオーストラリア北の海域を飛行していた哨戒機が付近を航行中だった中国の軍艦からレーザーを照射されたと発表しました。
軍は航空機へのレーザー照射は人命を危険にさらす恐れのある行為だとして強く非難しました。
オーストラリアのモリソン首相は20日、「脅迫行為以外の何物でもない。そのような行為を決して受け入れない」と話し、外交や防衛のルートでこの問題を取り上げていくとしています。
二国間を巡っては、おととしオーストラリアが新型コロナの発生源に関し独立した調査を求めたことに反発した中国が、オーストラリア産の製品に高い関税を課すなど関係が冷え込んでいました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/40051c46a59a6cc3171ac20723def5e5b3f68062
日本人にとっても韓国のレーダー照射は記憶に新しい。韓国はレーダーだったが中国はレーザーだったようだ。
レーザーとレーダーの違い。
「レーダー」は、船や飛行機などの場所を検知する電波探知機のこと。一方、「レーザー」は、特殊な可視光線を発生させる装置を指し、レーザー光線は超遠距離まで届くとされる。
このニュースをワイドショーなどで聞きかじった人の中には、「韓国海軍が発したのはレーザーでしょ」と言って平然としている人もいるかもしれないが、実際に話題になっているのは「レーダー」だ。防衛省・統合幕僚監部の報道官に話を聞いてみた。
「正しくは『レーダー照射』です。レーダーは電波を使って方位と距離を測定する装置で、一般に、レーダーは捜索レーダーと火器管制レーダーに大別されますが、問題になっているのは火器管制レーダーです。
これは航空機や艦艇が標的の位置を把握し、砲弾やミサイルを発射するために使用するもので、今回、韓国海軍が友好国であるはずの日本の哨戒機に火器管制レーダーを照射したということです」(報道官)
つまり、ミサイルなどの武器を使用する事態に陥る可能性があったわけだ。
ちなみに、「レーザー照射」というものはあるのだろうか。
「レーザー光線を使う武器、というのは、実用化されたものとしては聞いたことがありません。ただし、陸上自衛隊の輸送ヘリコプターがレーザー照射を受け、副操縦士の左目の視力が一時的に低下したという事象が起きるなど、問題になることはあります」(報道官)
https://www.news-postseven.com/archives/20190125_854908.html?DETAIL
ちなみに、レーダーは分析されて、極秘である情報が洩れて有事の際の対応策を講じられるそうだ。その点、中国のレーザー照射はその心配がないようで、その分、韓国軍の間抜けさが露呈された。
とはいえ、危険行為には変わりない。CNNは「中国船からとみられるレーザー照射は、これまでも報告されてきた」と報じている。
豪軍が公開した写真には、中国のミサイル駆逐艦「合肥」と揚陸艦「井岡山」が写っている。どちらからのレーザーだったかは不明。
中国側はこの件についてコメントを出していない。
レーザーを照射された操縦士は方向感覚を失ったり、痛みやけいれん、視界の異常を起こしたりすることが知られている。
中国船からとみられるレーザー照射は、これまでも報告されてきた。
2019年5月には、南シナ海上空を飛行中の豪軍機が繰り返し照射を受けた。
米軍当局者が18年6月にCNNとのインタビューで語ったところによると、太平洋東部では17年9月からこの時点までに、中国の仕業とみられるレーザー照射が少なくとも20回起きていた。
豪中間では近年、軍事的緊張が高まっている。豪州が昨年11月、原子力潜水艦の配備に向けて米英との協定に署名したことに対し、中国は強い反発を示していた。
このような平和に反する行為をする国が平和の祭典を開催していたなど笑い話にもならない。