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外交評論家が北村滋氏の著書を紹介し、「生き残りに不可欠なのは、正鵠を射たインテリジェンスに基づき考え抜かれた総合的な安全保障戦略である」と大指摘!!

外交評論家として有名な船橋洋一氏が、だ。前国家安全保障局長の北村滋氏の著書を激賞する紹介文を書いた。

船橋氏は、情報のプロ中のプロによる国家インテリジェンス論であり、「為政者は耳を傾けるべきである。」と主張するのである。

外交評論家が北村茂氏の著書を紹介し、「生き残りに不可欠なのは、正鵠を射たインテリジェンスに基づき考え抜かれた総合的な安全保障戦略である」と大指摘!!

福島第一原発事故の民間報告書を取りまとめた、外交評論家として有名な船橋洋一氏が、前国家安全保障局長の北村滋氏の『情報と国家――憲政史上最長の政権を支えたインテリジェンスの原点』を紹介し、激賞している。

本書は、日本のインテリジェンス・ツァーとして米国、韓国、ロシアなどの主要国のインテリジェンス機関トップと丁々発止やりあった情報のプロ中のプロによる国家インテリジェンス論である。著者は、民主党の野田佳彦政権、自民党の安倍晋三政権と菅義偉政権の3代にわたって官邸中枢でインテリジェンスと安全保障政策の双方を担当した稀有な経験を有する。

引用元 『情報と国家――憲政史上最長の政権を支えたインテリジェンスの原点』北村滋著 評者:船橋洋一【新刊この一冊】

まず、だ。船橋氏は北村氏を情報のプロ中のプロであると指摘し、野田・安倍・菅の3代の政権でインテリジェンスと安全保障政策の双方を経験した、稀有な人物だと指摘している。

そして、船橋氏は、安倍政権時に北村氏が実現に大活躍した、特定秘密保護法の制定によって、「同盟国等相互間における情報交換は量的にも質的にも長足の進歩を遂げた」と本文から紹介している。しかも、船橋氏によれば、米国の知日派の代表格であるマイケル・グリーン氏らもこの法律の成立を戦後で最も重要な大改革だったと大評価していると言うのだ。

こうした人物が、最近でも、オーストラリアから我国では初の情報功労章を授章されたのは当然だと良く分かる。

船橋氏は、インテリジェンスの重要性も紹介する。

「インテリジェンスほど、国家作用に激烈な影響を及ぼすものはない」と著者はいう。死活的な安全保障の概念が伝統的な軍事分野に止まらず、経済安全保障へと広がるにつれ、インテリジェンスもまたそれに応じた専門性を備える必要がある。米中対立が激しさを増す中、日本の置かれた状況は一層、苛烈である。「その生き残りに不可欠なのは、正鵠を射たインテリジェンスに基づき考え抜かれた総合的な安全保障戦略である」との著者の主張に、為政者は耳を傾けるべきである。


(稲田朋美氏TWITTER)

引用元 『情報と国家――憲政史上最長の政権を支えたインテリジェンスの原点』北村滋著 評者:船橋洋一【新刊この一冊】

その通りだ!経済安全保障が重視される今こそ、インテリジェンスは、重要なのである。同時に、だ。実務家でありながら、こうした理論家でもあることは貴重だ。北村氏が今後の日本政府で重用、活用されるべき人材だ、と言うことだ。

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