岸田総理、福島県主催の追悼式に出席を検討!!実現すれば総理初の出席に!!更には福島県支援の姿勢を改めて表明!!
来月で丸11年を迎える東日本大震災と福島第一原発事故。機会があるごとに復興に言及している岸田総理が、3月11日に福島県を訪問する方向で調整している。
福島県を訪問した場合、福島県主催の追悼式に参列する案も浮上している。
また福島県に関しては、福島第一原発事故当時18歳以下だった福島県内の子どもを対象に実施されている甲状腺検査について心のサポートの実施体制を強化する方針を岸田総理は示している。
復興を加速させようとする岸田総理の追悼式への参列が実現できれば、強いメッセージになりそうだ。
福島県主催の追悼式に参列を検討。実現すれば総理初!!
未曽有の被害を起こした東日本大震災、福島第一原発事故から丸11年を迎えようとしている。11年を迎えてもなお、被災地では復興に向けて動きが続いている。
岸田総理は、被災地の復興を力強く訴えてきた。その岸田総理が3月11日に福島県訪問を検討しているのだ。
岸田文雄首相が、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から丸11年となる3月11日に、本県を訪れる方向で調整を進めていることが15日、関係者への取材で分かった。
政府内では、福島市で行われる県主催の追悼式に参列する案が浮上しており、実現すれば首相の式典出席は初めて。岸田氏の来県は首相就任後4度目となる。
政府は、東京都内で行ってきた追悼式を震災から丸10年の節目となった昨年3月で終了する方針で、今年から閣僚らが被災地に出向いて犠牲者を追悼することを検討していた。
福島民友新聞の報道によれば、検討している福島県主催の追悼式に岸田総理が参列すれば、総理の初の式典参列になると言う。
総選挙の第一声の地に福島県を選んでいた岸田総理。式典への参列が実現すれば、復興に向けての決意を改めて示すことになる。
岸田総理が被災地に寄り添う姿勢を示しているのは、式典への参列検討だけではない。
「心のサポート」を進めると語った岸田総理!!
東京電力福島第一原発の事故が及ぼした被害は廃炉だけでも数十年かかり、甚大なものだ。その事故当時18歳以下だった福島県内の子どもたちには甲状腺検査が実施されている。
この検査について、岸田総理は福島民友新聞の質問に答える形で次のように述べている。
岸田文雄首相は22日、福島民友新聞社の書面取材に答え、東京電力福島第1原発事故当時18歳以下だった県内の子どもを対象にした甲状腺検査を巡り「検査の対象者や家族の不安に応えるため、環境省が2次検査を受ける方への心のサポートの実施体制を強化するなどの事業を行っている。今後も政府としてこうした取り組みを進めていく」との見解を示した。
首相は、甲状腺検査で甲状腺がんと診断された人への国によるケアの在り方を問われ「福島の子どもたちの気持ちに寄り添うべく、放射線の健康影響に関する差別・偏見の払拭(ふっしょく)に取り組む」と強調した。
県と福島医大が実施している甲状腺検査の評価について「環境省のホームページなどで公表されている通り」と答えた。
岸田総理は、政府の対策を加速させ、心のサポートを進めるというのだ。そして最近では5人の元首相経験者が行った書簡に代表されるような差別や偏見に対して払拭に努めることとしている。
岸田総理は、これ以外にも日本産農林水産品の輸入規制の撤廃にも尽力している。21日は台湾が輸入規制を緩和した。(参考)
岸田総理が今まで以上に被災地に寄り添い、ニーズに合った策を推進してくれることに期待したい。