原発への攻撃、ロシア「西側の嘘だ」「応戦しただけだ」⇒ウクライナ「うそを広めるのはやめろ」

ウクライナ南部にある欧州最大の原子力発電所が攻撃を受けたことを受け、国際的にロシアへの非難が高まっている。原発への攻撃は国際法違反だ。一連の攻撃を受けて国連安全保障理事会を開いたが、なんと、ロシア代表が「露軍が原発を攻撃したというのは西側の嘘だ」と言い出した。

国連安全保障理事会は４日、ウクライナに侵攻したロシア軍が南部ザポロジエ原発を攻撃したことに関し緊急公開会合を開いた。会合では、原発や周辺施設への軍事攻撃は「無謀で危険だ」と非難や懸念の声が相次いだ。また、１５理事国のうち９カ国が「国際法違反違反だ」として国際法の遵守を求めた。一方、ロシア代表は「露軍が原発を攻撃したというのは西側の嘘だ」と主張した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4cbd4721de931fa75238ee7fb5165e84dd1ab135

原発が攻撃されたことには変わりなく、何が「西側の噓」なのか首をかしげてしまうが、ロシア代表によると、攻撃された原発はすでにロシアの管理下にあり、パトロールの際にウクライナ軍から攻撃を受けて応戦しただけだと主張。

ロシア側の主張にウクライナ代表は「嘘はやめろ」と声を荒げたようだ。

　ロシアがウクライナのザポリージャ原子力発電所を攻撃したことを受け、国連安全保障理事会は4日午前11時半（日本時間5日午前1時半）から緊急会合を開いた。ロシアはウクライナに非があると攻撃を正当化し、ウクライナは「うそはやめろ」とロシアを非難した。

ロシアのネベンジャ大使は「ロシア軍が原発を砲撃し、火災が発生したかのような発言は事実ではない」と主張。原発はロシア軍が警備すると、管理者との間で合意がなされていたと訴えた。また、現場でパトロール中のロシア軍がウクライナ側の攻撃を受け、応戦しただけだと述べた。

一方、ウクライナのキスリツァ大使は「うそには慣れている」と語った。ロシアの攻撃は欧州だけでなく、全世界、人類に対するものだとし、ネベンジャ氏に「うそを広めるのはやめろ」と声を荒らげた。

安保理理事国には、原発やインフラ施設の保護を検討するよう要請。ただ、中国やインドはロシア非難に慎重な姿勢を貫いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6faf56b9f1710fa7217dac68dc763a0144fa158a

「原発はロシア軍が警備すると、管理者との間で合意がなされていたと訴えた」とあるが、ロシア軍が制圧したのではなかったか？

原発の管理者がロシアに差し出したとでも言うのだろうか？それに、ウクライナ軍が自国の原発に攻撃をするなんて考え難い。

ネット上でもこの件が話題になっていて、見ていてもほとんどのユーザーがロシア側の主張を信用していなかった。