岸田総理がロシアの最恵国待遇を撤回へ!!そしてウクライナからの避難民受け入れを加速する為の司令塔を創設!!
岸田総理が記者会見を行った。その記者会見では、ウクライナへの侵攻を続けているロシアに対しての厳しい姿勢を改めて示した。
岸田総理は、ロシアに対して制裁措置の強化を行う予定だ。その制裁措置では、なんと「最恵国待遇」を撤回すると言うのだ。
今回の会見で、岸田総理はロシアへの制裁強化の他に、ウクライナへの支援についても表明された。
国際社会と足並みを揃え、ロシアに対して厳しい姿勢を打ち出す岸田総理。ロシアの侵攻を止める為の更なるリーダーシップに期待だ。
岸田総理、ロシアの最恵国待遇の撤回へ!!
岸田総理の記者会見で注目されたのがロシアへの対応だ。岸田総理は、ロシアへの制裁強化の一貫として最恵国待遇の撤回することを明らかにした。
岸田総理大臣は「ロシアの今回の暴挙は歴史に刻むべき非道な行為だ。自由、人権、法の支配といった普遍的価値を守り抜くため、わが国は断固としてこれを糾弾する。G7=主要7か国と連携して、事態の展開に合わせて機動的に厳しい制裁措置を講じていく」と述べました。
(中略)
具体的には、貿易上の優遇措置などを保障する「最恵国待遇」を撤回し、輸出入の管理のさらなる強化に向け、ロシア向けのぜいたく品の輸出や一部物品の輸入を禁止し、今後、速やかに対象品目を特定すると明らかにしました。
(出典 首相官邸)
岸田総理が持ち出した最恵国待遇の撤回。最恵国待遇とは通商条約、商航海条約等で、国が相手国に対して、最も有利な待遇を受けることを現在および将来において約束することを意味する。
この最恵国待遇が撤回されるとロシアから輸入している水産品について関税が引き上げられることになる。(参考)
ロシアに対して毅然な対応を示す岸田総理。ただし、これによるインフレへの対策をしっかりお願いしたい。
ウクライナからの避難民の受け入れの司令塔を創設!!
岸田総理が「人道的観点」から受け入れを表明したウクライナからの避難民。12日時点で松野官房長官は29人を受け入れていることを明かしている。
このウクライナからの避難民の受け入れについて岸田総理が、司令塔を創設することを表明したのだ。
岸田首相は、ウクライナからの避難民を円滑に日本に受け入れ、生活支援を行うため、「ウクライナ避難民対策連絡調整会議」を設置し、この会議を司令塔として、関係省庁が連携していくことを明らかにした。
また岸田首相は、東日本大震災の被災地を訪問した際に「被災自治体の首長から『東日本大震災のときには、ウクライナの方々から温かいご支援を頂いた。今度は私たちがその恩返しをしたい』といった声を直接頂いた」と述べ、「日本には『困った時はお互いさま』という言葉がある。政府としてもこの精神で、ウクライナからの避難民を積極的に受け入れていく」と強調した。
(出典 首相官邸)
ウクライナからの避難民の受け入れについて、古川法相は就労が可能となる「特定活動」の申請の受付を表明している。(参考)
岸田総理が表明した司令塔が、ウクライナからの避難民が「特定活動」をはじめ、我国で生活できる環境を整備する上で大いに役に立つはずだ。
ロシアによるウクライナ侵攻による避難民は今後も我国を頼って来日するはずだ。命からがら我国に逃れてきた避難民の為にも岸田総理、関係閣僚は万全な体制を整えてもらいたい。
そして、だ。何よりも大事なのは我国国民の生活と安全だ。それを忘れての国際貢献はないのである。そうでなければ、参院選で大変なことに政府与党はなるであろう。