原油高対策を重層的に準備する岸田総理！！更に２月に続けてサウジアラビア皇太子と原油市場の安定に向けて協議！！
岸田総理がウクライナ情勢で力を入れていることは対露制裁だけではない。国民生活への影響を抑える為に、対策を重層的に準備しているのだ。
原油価格の高騰等によって多くの影響が経済、そして消費者に出ている。更には穀物市場、食料関連市場への影響も懸念されている。
岸田総理は国民生活への影響を抑える為に、対策を打つだけではなく、２月に続けてサウジアラビア皇太子と電話会談を行い、原油市場の安定に向けて協議を行った。
国民生活を守るという政治の本来の姿を岸田総理には一層見せてもらいたい。
記者会見で明らかにした重層的な対策！！
岸田政権が発足して以降、一貫して取り組んできたのが原油価格の高騰への対策だ。異例の石油国家備蓄の放出や、価格抑制策を打ち出してきた。
ウクライナ情勢で更なる消費者への影響が懸念されている中、岸田総理が重層的な対策について記者会見で明らかにしている。
まず、燃油価格の高騰対策については、政府としまして、激変緩和措置の拡大ですとか業種分野別の対策、さらには地方自治体が様々な支援を行った際に財政的に国としても支援をしていくなど、重層的な対策を用意しています。
そして、この対策の効果をしっかりと確認をしていかなければならないと思っています。ただ、今後更に価格が高騰する、こういった状況になるとしたならば、国民生活や日本経済を守るために、更なる措置、あらゆる選択肢を排除することなく用意していかなければいけない、こういった方針を申し上げています。
トリガー条項の凍結解除を始め、あらゆる政策、何が最も効果的なのか、そして、どのようにそれを実施することがより大きな効果につながるのか、こういった観点からしっかり検討していきたいと考えています。こうした考え方に基づいて、今後の動向、しっかり注視していきたいと考えます。
（出典 首相官邸）引用元 岸田内閣総理大臣記者会見
岸田総理は財政支援をはじめ、トリガー条項の解除も厭わない姿勢を示している。あとは岸田総理が決断を下すだけだ。
これまで異例とも言える決断を素早く下してきた岸田総理。国民生活への影響を第一に考えて今回も迅速に判断を下してもらいたい。
対策を検討している岸田総理だが、対策だけではなく、我国最大の原油輸入元のサウジアラビアと異例の電話会談を２ヶ月連続で開催した。
異例の２ヶ月連続となった電話会談！！
岸田総理がＵＡＥ皇太子と電話会談を行い、原油市場の安定に向けて協力していくことで一致した。２月にはサウジアラビア皇太子とも電話会談を行っていることから、我国の主要な原油輸入元とは協議を行ったことになる。
しかし、岸田総理はＵＡＥ皇太子との電話会談を終えた後、異例とも言えるサウジアラビア皇太子と２ヶ月連続の電話会談を実施したのだ。
首相はムハンマド皇太子との会談で「原油価格高騰対策で突っ込んだ議論を行った」としたうえで、原油市場の安定化などで協力を深化させていくことで一致したと述べた。
さらに「原油増産の可能性について議論した」とし、サウジの石油担当大臣と萩生田光一経産相が詳細を議論していくことで一致したという。
（出典 首相官邸）
２月に続いて３月も電話会談を実施するのは、岸田総理がなんとしても原油市場を安定させたいという決意の現れに他ならない。
今後は両国の担当相同士の協議が行われるということだが、我国の担当は萩生田経産相だ。萩生田経産相は原油高騰に対して陣頭指揮を執り、各国とも協議を重ねてきた。その萩生田経産相が協議を行うのは心強い。
岸田総理が目指す「成長と分配の好循環」。原油価格等の高騰によって頓挫するようなことがあってはならない。
岸田総理、担当閣僚には国民生活への悪影響を抑える為に最善を尽くしてもらいたい。