有言実行!岸田総理、2月に国産飲み薬の速やかな承認・供給を明言→3月、100万人分の供給で基本合意!!
我国が長い間苦しんでいる新型コロナ。ロシアのウクライナ侵攻によって報道される機会は減少したが、今もコロナ禍だ。
岸田総理は、総理就任以降一貫して、ワクチン、そして飲み薬を対策の柱に据えてきた。国産飲み薬の開発が進む中、遂に供給の基本合意に達したのだ。
国産飲み薬の早期承認、早期供給を目指してきた岸田総理。まさに有言実行の形になった。
2月に明かしていた岸田総理の決意!!
菅前総理がワクチン接種を進めた結果、新型コロナ感染拡大は一旦収まったが、オミクロン株の影響で感染拡大になってしまった。
感染拡大が収まっていた時から岸田総理が新たな武器として、挙げていたのが飲み薬だ。その飲み薬について岸田総理は、2月の参議院予算委員会で早期承認、早期供給を明言していた。
岸田文雄首相は28日の参院予算委員会で、塩野義製薬が承認申請した国産初の新型コロナウイルスの飲み薬(経口治療薬)について、安全性などが確認されれば速やかに承認し、必要量を供給したいと述べた。
杉久武委員(公明)への答弁。
岸田首相は「国産の経口治療薬として初めて2月25日に条件付き承認の申請がされており、医薬品医療機器総合機構および厚生労働省審議会で評価している。早期実用化に向けて優先かつ迅速に評価を進め、安全性、有効性が確認された場合には速やかに承認し、国内に必要量を供給したい」と述べた。
また「一定の安全性、有効性が示された場合は、その後の承認を条件として購入契約を行い、必要量を確保する措置は可能」との認識を示した。
(出典 首相官邸)
岸田総理は、国産飲み薬の開発について、研究開発の支援に積極的に取り組むと明言するなど、国産飲み薬の支援に力を注いできた。(参考)
そして薬事承認、供給を急ぐ考えを示していたが、その言葉通り、供給の基本合意に達した。
100万人分の供給に基本合意!!
岸田総理が力を注いできた国産飲み薬の開発。それが遂に実を結び、供給の基本合意がなされた。
後藤厚生労働大臣は、きょうの閣議後の記者会見で、塩野義製薬が開発している新型コロナウイルスの飲み薬について、薬事承認されれば、速やかに100万人分の供給を受けることで基本合意したことを明らかにした。国内企業では初。
塩野義製薬が開発している飲み薬は、新型コロナウイルスの感染初期に1日1回、5日続けて服用するもの。塩野義製薬によると、国内で行っている最終段階の治験で、ウイルスを減少させる効果が確認され、重い副作用はみられなかったという。先月、薬事承認を申請。承認されれば、国内の企業では初めての軽症・中等症患者向けの飲み薬となる。
新型コロナの飲み薬は、アメリカのメルク社、ファイザー社のものが国内で使うことが出来るが、国産は初だ。
そして、塩野義製薬が開発した国産飲み薬は、リスクに関係なく使えるとされている(参考)。
早期の供給合意は、岸田総理がまさに明言していたこと。残すは承認のみだが、新型コロナに対する国民の安心・安全を確保する為に可能な限り、早期の承認を期待したい。
岸田総理が掲げていた新型コロナ対策の1つの柱の国産飲み薬の実現。治療面のみならず、国民生活の面でも岸田総理には更なる支援策を打ち出すことを是非ともお願いしたい。