大矛盾!安倍元総理の対ロシア外交を批判しながら、どうして対話の重要性を主張するの??最後まで可能性が低くても、諦めずに対話するべきなのでは??今回の教訓は、防衛力の重要性では??
今回のプーチンのウクライナ侵略を受けて、急にリベラルから安倍外交の責任を取れとの批判が高まっている。
しかし、だ。既にネットでも指摘されているように、その彼らの中には、岸田政権のウクライナへの防衛装備品の提供を批判したり、対話が重要と主張したり、しているようだ。
これは大きな矛盾ではないか?可能性が低くても、対話と経済協力で何とかしようと努力したのが、安倍総理なのだが、それを批判しながら、対話の重要性や防衛協力も批判するのは、間違っているのではないか???
大矛盾!安倍元総理の対ロシア外交を批判しながら、どうして対話の重要性を主張するの??
今回のプーチンのウクライナ侵略を受け、何故か急にリベラルから安倍外交の責任を取れとの批判が高まっている。
確かに、安倍元総理の対ロシア外交は、領土交渉だけ見れば失敗に終わった。しかし、安倍元総理は、ロシアとの経済協力や対話を継続することで、少なくともロシアが敵に回らないようにしてきた。我国の周囲を見渡すと安全保障上は今や実質的に敵ばかりだ。
(出典 防衛省)
安部外交はこの点は、大成功だったと言うべきだ!
今や、中国も北朝鮮もロシアも脅威と言う、大変な事態になっているが、安倍総理はロシアとは対話し、北朝鮮はトランプ政権を上手く活用して封じ込め、中国にも硬軟両面で包囲網を作った。
安倍元総理がいたからこそ、ロシアを敵とせず、北朝鮮を封じ込め、我国は大国の中国と対等に渡り合えたのである。こうした安倍外交の大功績を無視してどうするのか???
しかも、だ。安倍元総理の対ロシア外交が間違っていたのなら、我国は、核武装し、自衛隊を大増強して、北海道にも大展開し、ロシアを威嚇して、領土返還を要求しなければならなかったことになる。
リベラルの一部の皆さんは、それでいいのか???
しかも、安倍総理が復帰した当時は、これからはロシアを加えたG8だと西側全体が融和的だったことを忘れているのか???当時のドイツもアメリカもフランスもイギリスもクリミア侵攻までは、プーチンと蜜月だったのである。
(みんなプーチン政権と仲良くしていた。 出典 外務省)
ドイツは、クリミア侵攻後も元首相がロシアのエネルギー会社の役員になったりして、パイプライン建設を継続していたではないか!!
最後まで可能性が低くても、諦めずに対話するべきなのでは??今回の教訓は、防衛力の重要性では??
そもそも、だ。どんなに可能性が低くても、最後まで諦めずに対話するのがリベラルの理想ではないのか???
むしろ、今回の教訓は、防衛力の重要性だ。プーチンのように、いきなり首都占領を行おうとするような政権がある以上、対話には限界がある。防衛力が無ければ、何の意味もないのだ。
リベラル派の中には、岸田総理の大英断である防衛装備品の提供を批判し、また、対話が重要だと訴える主張もある。そうした主張が正しいと考えるならば、安倍元総理の対話の失敗をどうして批判できるのか??
今回の件は、領土交渉では大失敗だが、安倍元総理が我国の全方位が敵にならないようにした大貢献と防衛力の重要性を示唆しているのではないか???
そして、だ、岸田政権はフランスのマクロン大統領を見習うべきように思える。制裁は大事だが、仲介外交も同時にするべきだ。
マクロン大統領は色々ロシアを批判し、制裁しながらも諦めずに、仲介のための対話を絶やさず解決の糸口を探っているので、今やその評価も高まっている。この点で岸田総理も活躍できる余地は、あるのにもったいない。岸田総理には、インド太平洋のマクロンになって欲しい。
(出典 安倍元総理TWITTER)