岸田総理、所信表明演説でも語っていた「核兵器のない世界」の実現に向けた第一歩！！アメリカのエマニュエル大使と共に広島大訪問！！
岸田総理が自身の成すべきことをふんだんに散りばめた昨年１０月の所信表明演説。その所信表明演説で語られたことの１つが核兵器のない世界の実現だ。
その核兵器のない世界の実現に向けて、大きな第一歩が記された。
エマニュエル駐日アメリカ大使が広島を訪問し、これに岸田総理も同行したのだ。
バイデン大統領の信任が厚いエマニュエル大使の広島訪問は、岸田総理が掲げる核兵器のない世界の実現、そして我国の存在感を高めてくれるに違いない。
１０月の所信表明演説で掲げた核兵器のない世界！！
岸田総理が総理に就任し、国会で初めて行った演説が所信表明演説だ。その所信表明演説には歴代総理が行ったものと比較し、異彩を放つ点があった。
第三に、地球規模の課題に向き合い、人類に貢献し、国際社会を主導する覚悟です。
核軍縮・不拡散、気候変動などの課題解決に向け、我が国の存在感を高めていきます。
被爆地広島出身の総理大臣として、私が目指すのは、「核兵器のない世界」です。私が立ち上げた賢人会議も活用し、核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、唯一の戦争被爆国としての責務を果たします。
これまで世界の偉大なリーダーたちが幾度となく挑戦してきた核廃絶という名の松明（たいまつ）を、私も、この手にしっかりと引き継ぎ、「核兵器のない世界」に向け、全力を尽くします。
（出典 首相官邸）
これまでも我国では安倍元総理が国際社会を主導してきたことはあった。しかし、だ。岸田総理が目指すとしたのは核兵器のない世界への主導だ。
被爆地広島出身の岸田総理が核兵器のない世界を目指すと言うのは、世界に向けてこれ以上ないメッセージだった。
岸田総理はその後も日米共同声明等で、国際社会に核兵器のない世界の実現を力強く訴え続けている。
その岸田総理の想いが一つの形となった。
エマニュエル大使の広島訪問に岸田総理が同行！！！
エマニュエル大使は我国に赴任した直後から広島を訪問する意向を政府に伝えていた。先月も日程調整がなされたが、ロシアのウクライナ侵攻によって延期になっていた。
その後も日程調整が続き、岸田総理がG７首脳会議から帰国した直後、エマニュエル大使の広島訪問が実現した。
岸田文雄首相は26日午後、米国のラーム・エマニュエル駐日大使と広島市を訪れ、原爆資料館を視察、平和記念公園の慰霊碑で献花した。
（中略）
首相は大使の広島訪問を「被爆の実相に触れ、国際社会への強いメッセージになると確信している」と評価。「日米が国際社会をリードしなければならない。緊密に連携したい」と強調した。
（中略）
核軍縮をライフワークとする首相は、米大使との広島訪問を踏まえ、日米で核軍縮への機運を高めたい考えだ。今年中に広島で各国の現職や元職の政治リーダーらを招く「核兵器のない世界に向けた国際賢人会議」を開催予定。オバマ元米大統領らの参加に期待する声もある。
（出典 首相官邸）
大使級の広島訪問に総理自らが同行するのは異例のことだが、エマニュエル大使は、米国を代表する大政治家だ。
このエマニュエル大使の広島訪問に同行したのは岸田総理の核兵器のない世界の実現に向けての強い決意の現れであり、彼の訪問を実現したのは、岸田総理の実力によるものだ。
岸田総理の核兵器のない世界の実現に向けた取り組みはまだ始まったばかりだ。今後も多くの国の首脳・指導者が広島、そして長崎を訪問できる環境を、整えていってもらいたい。
（出典 首相官邸）