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自民・和田政宗議員「テレビのコメンテーターなどの、降伏したほうが良いとの論をどう思うか」⇒グレンコ・アンドリー氏「降伏は今以上の殺戮につながる最悪の選択肢」




自民党の和田政宗議員が、29日の参議院外交防衛委員会でウクライナ人の国際政治学者グレンコ・アンドリー氏に「テレビのコメンテーターなどの、降伏したほうが良いとの論をどう思うか」と質問。グレンコ氏は「降伏しても人命は救われない。完全支配を目指し大量殺りくが行われる。最悪の選択肢」と答えた。

産経新聞がこのやり取りを報じている。

ウクライナ人の国際政治学者、グレンコ・アンドリー氏は29日の参院外交防衛委員会に参考人として出席し、ウクライナのロシアへの降伏について「今以上の殺戮(さつりく)につながるだけの最悪の選択肢だ」と述べた。自民党の和田政宗氏の質問に答えた。

和田氏は「テレビのコメンテーターなどが『このまま戦うと人命が失われたり被害が広がるから降伏した方がよい』という論を展開しているが、どう思うか」と質問した。

グレンコ氏は「今は基本的に殺戮は戦っている地域付近で行われているが、降伏して全土が制圧されたら全土で殺戮が行われる。決して降伏は人命救助につながらない」と答えた。

さらに「降伏という選択肢をウクライナ国民一人一人はもう考えていない。仮にウクライナ政府が降伏だといっても抵抗が続く。その場合は政権と国民の行動が不一致になり、さらなる混乱と殺戮につながる」と指摘し、降伏論に否定的な考えを示した。

引用元 グレンコ・アンドリー氏「降伏は今以上の殺戮につながる最悪の選択肢」

和田議員が投稿の中で「ウクライナ国民に言うのではなく、ロシアの侵略に対して「やめろ」と言うべきだ」と訴えているが、まさにその通りだ。日本の立場としては諸外国と連携してウクライナを支援しつつ、ロシアにこれ以上の軍事侵攻をするなと訴えることだ。







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