岸田総理、G7で行われた日英首脳会談で改めて我国産食品の輸入規制の撤廃を求める!!!
岸田総理が強行日程で出席したベルギーでのG7首脳会合。G7首脳会合の他にも二国間の首脳会談も実施した。
もちろん、安倍元総理が深化させ、日英同盟以来の最良とも言える関係が構築されているイギリスとも首脳会談を開催した。
そのイギリスのジョンソン首相との首脳会談ではもちろんウクライナ情勢が議論された。だが、その場で岸田総理は我国とイギリスとの懸案事項についてもイギリス側の対応を催促したのだ。
機会がある度に、我国の要求を突きつける岸田総理。岸田外交の今後の展開にも期待だ。
岸田総理、ウクライナ情勢に言及する一方で、日本産食品の輸入規制撤廃を求める!!
岸田総理はゼレンスキー大統領の国会演説を拝聴した後、すぐさま政府専用機に乗り込んだ。その行先はG7会合が行われるベルギーだった。
G7会合に出席した岸田総理だが、その会合の機会を利用して二国間の首脳会談も実施した。イギリスのジョンソン首相との首脳会談では岸田総理は、ウクライナ情勢に言及しつつも、イギリスが我国の食品に課している輸入規制の早期撤廃を求めた。
現地時間3月24日午後1時30分(日本時間同日午後9時30分)から約25分間、G7首脳会合のためベルギーを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ボリス・ジョンソン英国首相(The Rt Hon Boris Johnson MP, Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
(中略)
岸田総理から、英国による日本産食品への放射性物質輸入規制の撤廃に向けた手続の前進を歓迎し、改めて早期の撤廃を求めたのに対し、ジョンソン首相は、自分は福島産かりんとうを愛好しているとして、両首脳でジョンソン首相が持参したかりんとうを食べるという場面がありました。
(出典 外務省)引用元 日英首脳会談
岸田総理は東日本大震災の被災地の復興に向けて尽力している。このジョンソン首相に対しての要求も復興に向けたものだ。
この岸田総理の姿勢はジョンソン首相との首脳会談で一貫している。
2月の電話会談でも要求した日本産食品の輸入規制の撤廃!!!
岸田総理は、被災地の復興に全力を傾けている。その証左がジョンソン首相との会談だ。ジョンソン首相との会談は2月にも実施された。
その場でも岸田総理は、日本産食品の輸入規制の撤廃を要求しているのだ。
両首脳は、ウクライナ情勢について、重大な懸念を持って注視するとともに、ウクライナの主権及び領土の一体性に対する一貫した支持を確認し、力による一方的な現状変更は断じて認められないこと、緊張緩和に向けて外交努力を続け、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
両首脳は、「自由で開かれたインド太平洋」の推進のための協力強化、日英円滑化協定交渉や防衛装備・技術移転協力を含む安全保障・防衛分野の協力深化等についても確認しました。
また、岸田総理大臣から、英国による日本産食品への放射性物質輸入規制の撤廃に向けた手続の前進を求めたのに対し、ジョンソン首相から手続は進展していると申し上げたい旨の反応がありました。
(COP26での日英首脳会談の様子 出典 外務省)引用元 日英首脳電話会談
岸田総理は、このように何度も要求を突き付けている。被災地が真の復興を成し遂げる為には、輸入規制の撤廃は絶対条件だ。
外務省が発表している輸入規制の状況によると今年の2月時点で14の国と地域が未だに輸入規制を行っている。
これらの国と地域に対して岸田総理は、ジョンソン首相との会談で見ている姿勢で輸入規制撤廃を更に求めてもらいたい。
岸田総理の手腕で輸入規制の全面撤廃への道筋をつけることは可能なはずだ。復興の為にも更なる岸田総理の尽力に期待だ。