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岸田総理が示した新型コロナ対策!そして我国の課題として浮き彫りになった早期の薬事承認をめぐって医薬品医療機器法改正案が審議入り!!

ロシアのウクライナ侵攻が起き、メディアはその情報を流すのに躍起だ。もちろん早期の停戦・和平を誰もが望んでいる。

しかし、だ。ロシアのウクライナ侵攻があっても、気にしなくてはならないのが新型コロナだ。岸田総理は総理会見で、可能な限り日常を取り戻す為の方策を表明していた。

更に国会では新型コロナで浮き彫りになった課題を解決する為に重要な法案の審議もスタートする。

岸田総理はあらゆる分野で辣腕を振るっているのだ。

「可能な限り日常を取り戻す」と語った岸田総理

3月16日に行われた総理会見。岸田総理が会見で語ったことは大きく分けて2点だ。1つはウクライナ情勢、もう1つは新型コロナ対策だ。

その新型コロナ対策で、岸田総理は『可能な限り日常を取り戻す』と力強く語っている。

次に、可能な限り日常の生活を取り戻すための方策について、申し上げます。

第1に、ワクチン接種歴や検査キットの活用です。今後、イベント、旅行、大人数の会合などの場面において、安全・安心を高める取組として、ワクチン接種歴や抗原検査キットの活用を推奨いたします。

第2に、濃厚接触者の範囲の重点化と待機期間の短縮です。

(中略)

第3に、ワクチン接種です。自衛隊、自治体、そして医療関係者を始めとする皆さんの御協力により、2月中旬に1日100万回の接種を実現し、接種率は既にアメリカを上回りました。今月末には、合計8,100万人の方々に接種券が送付され、また、高齢者の約8割が接種を完了する見込みです。4月から、12歳から17歳の方々への3回目接種も開始できるよう準備を進めます。引き続き、若い方々にも、一日も早く希望する方にできるだけ多く接種を受けていただけるよう、全力を尽くしていきます。


(出典 首相官邸)

引用元 岸田内閣総理大臣記者会見

岸田総理は、オミクロン株の特徴に合わせて対策を強化すると語ると同時に、「可能な限り日常を取り戻す」為の方策について言及しているのだ。

岸田総理が敢えて触れた「可能な限り日常を取り戻す」。岸田総理が今後更なるオミクロン株対策、そして新たな変異株対策を進めてくれるに違いない。

その岸田総理は、新型コロナ対策を練っているだけではない。新型コロナによって浮き彫りになった我国の課題の解決に向けても取り組んでいる。

早期の薬事承認が可能になる医薬品医療機器法改正案が審議入り!

我国のワクチン接種が諸外国と比べ、遅れをとった理由の1つが薬事承認の壁であった。今後の新たな感染症の発生を考慮し、岸田総理は、この薬事承認制度を大改革する。

感染症の拡大など緊急時に開発されたワクチンや治療薬を速やかに使えるようにするための医薬品医療機器法(薬機法)改正案が31日、衆院本会議で審議入りした改正案は臨床試験(治験)の最終結果前でも、有効性が推定されれば承認できる「緊急承認制度」の創設が柱。今国会での成立を目指す。

緊急承認制度は薬事承認を迅速化するのが狙い。新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の実用化が、欧米よりも遅れた反省を踏まえた。岸田文雄首相は本会議で「国産のワクチンや治療薬の実用化を促す効果がある。申請に必要な臨床試験データが軽減され、日本での承認申請の促進に資する」と述べた。


(出典 衆議院)

引用元 ワクチン有効性「推定」で緊急承認 薬機法改正案が審議入り

医薬品、医療機器が対象だが、もちろん、あらゆるものが緊急承認制度の対象になるわけではない。

他に代替手段がないこと等の条件が課せられるのだ。

今後、どのような感染症が蔓延するかは誰にもわからない。その時に備える為に岸田総理は大改革を断行する。

目の前の課題に対応する一方で、将来を見据えた備えを整える岸田総理。その手腕をいかんなく発揮して、国民生活の安全・安心を確保してもらいたい。


(出典 首相官邸)

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