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ウクライナサッカー選手が薬と食料を届けていたところロシア軍に捕らえられ拷問の果てに処刑 キーウ周辺でも多数の民間人の遺体が発見される⇒ゼレンスキー大統領「これはジェノサイドだ」日米「戦争犯罪だ」




ウクライナのサッカー選手がロシア軍に捕らえられ処刑されたことをウクライナ・メディア『sportarena』が報じた。また、ロシア軍が撤退したキーウ周辺では民間人の遺体が多数発見され、ゼレンスキー大統領は「これはジェノサイド」と非難。米政府も「戦争犯罪」

ウクライナのサッカー選手がロシア軍に捕まり拷問の果て処刑と地元紙が伝える

これまでキックボクシングの元世界王者やサッカー選手2名が死亡したという報道があったが、いずれも入隊や準軍事組織に参加と、戦闘に参加してのものだったが、オレクサンドル・スケンコ氏は両親とともに、戦火で困っている人々に薬と食料を届けていたところロシア軍に捕らえられたという。

ウクライナでまたひとり、フットボーラーが命を落とした。

ウクライナ・メディア『sportarena』が4月3日に報じたところによれば、ウクライナ軍によるキーウ郊外のブチャの解放後、3月23日から行方不明になっていたFCクドリフカのFWオレクサンドル・スケンコの遺体が、両親のそれとともに発見されたという。

「伝えられるところによると、3人全員がロシア兵に処刑される前に拷問を受けた」と記事は綴っている。

同メディアによれば、25歳のスケンコはキーウの地域リーグでは有名な選手で、両親とともに、戦火で困っている人々に薬と食料を届けていたという。その途中で、ロシア軍に捕えられたと現地メディアは見ているようだ。

引用元 ウクライナの25歳FWが遺体で見つかる。「ロシア兵に処刑される前に拷問を受けた」と現地報道

報道が事実ならあまりに酷すぎる。非戦闘員を捕らえ拷問の果てに処刑など断じて許される行為ではない。虐殺以外の表現は見当たらない。

ロシア軍撤退のキーウ周辺には多数の民間人の遺体

ロシア軍は撤退したキーウ周辺では多くの民間人の遺体が発見された。

クライナ検察は3日、ロシア軍が撤退した首都キーウ周辺地域で、民間人ら計410人の遺体が見つかったと発表した。行方不明者もおり、実際にはさらに多くの死者がいる模様だ。

引用元 キーウ周辺で410人の遺体確認 ウクライナ情勢まとめ

これを受け、ゼレンスキー大統領は「これはジェノサイド(大量虐殺)だ。国家と民族の破壊だ」「国全体が拷問を受けている」などと激しく非難した。(参考

バイデン政権も一般市民への残虐行為を「戦争犯罪」だと断じ、国際的な法廷でプーチン露大統領の責任を追及するべきだとの考えを明らかにした。バイデン大統領はプーチン大統領を「戦時法廷にかけるべきだ」と主張。国務省は、ウクライナの検事総長が指揮する戦犯捜査に協力する多国籍調査団に米国からも専門家チームを派遣したと発表した。(参考

日本政府も松野官房長官が会見で「戦争犯罪が行われたと考えられる」として、国際刑事裁判所に捜査などを要請したことを明らかにした。

松野長官は、キーウ周辺で大量の民間人の遺体が見つかったことについて、「無辜(むこ)の民間人に対する極めて凄惨な行為が繰り広げられていたことが次々と明らかになっている。ウクライナにおいて多くの市民が犠牲になっていることを極めて深刻に受け止めていて、強い衝撃を受けている」とした上で、民間人の殺害を厳しく非難した。さらに「戦争犯罪が行われたと考えられることを理由に、国際刑事裁判所に付託した」と述べ、3月に日本として国際刑事裁判所に要請した捜査の確実な進展に期待を示した。

引用元 【速報】キーウ周辺で大量の民間人遺体 日本政府が国際刑事裁判所に捜査など要請

岸田総理も「こうした民間人へ危害を加えるということ、こうした国際法違反の行為については厳しく批判をいたします」と日本政府としてロシアを厳しく非難する姿勢を示し、ロシアへの追加制裁について「国際社会と連携し、やるべきことをしっかり行う」と述べた。(参考

民間人には手を出していないなどよく言えたものだ。強く非難するとともに、国際刑事裁判所に徹底捜査するよう要求すべきだ。







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