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共産・志位委員長の「自衛隊活用」発言に批判殺到 「急に言い出したことではない」「批判をするときは勉強してからにしてほしい」と反論するも「反論になっていない」




共産党の志位和夫委員長の「自衛隊活用」発言が波紋を呼んでいる。

急迫不正の事態に「自衛隊を活用する」とした共産党の志位和夫委員長の発言が波紋を広げている。党綱領では「憲法9条の完全実施(自衛隊の解消)」「日米安保条約の廃棄」を目指すとしており、「ご都合主義だ」などと批判的な意見が多く聞かれる。志位氏は近く、自衛隊への見解などを記した最新の党綱領解説本を発表するが、国民の理解をえられるかどうかは不透明だ。

志位氏は7日の党会合で、「急迫不正の主権侵害が起こった場合には自衛隊を含めて、あらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守り抜く」と強調した。「憲法9条のもとでも個別的自衛権は存在する。必要に迫られた場合にはその権利を行使することが当然というのが確固とした立場だ」とも訴えた。

共産は近年、自衛隊に関して同様の見解を示してきた。しかし、ロシアのウクライナ侵攻などに伴い日本の国防に関心が集まると同時に、現実的な安全保障政策を示してこなかった同党の対応が注目される中、発信強化を迫られたとの見方もある。

夏の参院選で共産との候補者調整を模索する立憲民主党の泉健太代表は8日の記者会見で、「自衛隊や日米安保は国民共通の前提だという認識を多くの人が持っていることを共産も踏まえつつあるのではないか」と指摘。そのうえで「明確に自衛隊は合憲だという理解をしてもよいのではないか」と共産に呼び掛けた。

引用元 志位氏の自衛隊「活用」発言に「ご都合主義」批判

「ご都合主義だ」「一貫はしていない」「何たる言い草か」などの批判が殺到。しかし、志位氏は「急に言い出したことではない」と反論。「批判をするときは勉強してからにしてほしい」とも語った。

 共産党の志位和夫委員長は10日、東京都内で講演し、有事の際に自衛隊を活用するとした自らの発言をめぐり他党から批判の声が出ていることに関し、「急に言い出したことではない。2000年の党大会で決定し、綱領に書き込んでいる方針だ」と反論した。

「批判をするときは勉強してからにしてほしい」とも語った。

この後、志位氏は記者団に「これまで言ってきたことと(主張が)違うというのは誤解だ」と強調。「国民に私たちの立場が伝わっていない面もある。努力しないといけない」と述べた。

引用元 自衛隊活用批判に反論 志位氏

その綱領に書き込んでいる方針がご都合主義だと批判されているのだ。「自衛隊を違憲の存在だとするわれわれの立場は少しも変わりません」「国民の合意での憲法第九条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかる」と、自衛隊の存在自体を否定しているのに、急迫不正の事態に「自衛隊を活用する」と述べたことが不興を買っているのだ。また、「自衛隊を活用」と道具のように扱われていることに不満を感じている人もいた。

一方、厳しい意見もある。日本維新の会の松井一郎代表はツイッターで「志位さん、自衛隊は違憲、日米同盟破棄って言いながら自衛隊に国民の命を守れって御都合主義ですね」と批判した。国民民主党の榛葉賀津也幹事長も8日の会見で、綱領との矛盾は否めないと指摘した上で「一貫はしていない」と述べた。

引用元 志位氏の自衛隊「活用」発言に「ご都合主義」批判

これについては阿比留氏の考えに同意だ。志位氏も有事の際には自衛隊の助けが必要だと考えているようなので、合憲な組織にすればいいのだ。それも反対というのなら、もし、万が一にも共産党の念願の自衛隊解消がなされた場合に災害時の救助活動などはどうするのか?安全保障はどうするのだろうか?共産党は日米安保条約もなくそうと考えている。自衛隊をなくし、安保条約をなくせば日本はどうなるだろうか?尖閣、沖縄、北海道など、中国やロシアのやりたい放題になるだろう。日本海も韓国や北朝鮮に荒らされるだろう。平和外交で解決できると志位氏は思っているようだが、ウクライナの現状を見てもまだそんなことを言っているようでは危機感が足りないと言わざるを得ない。

志位氏は「プーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです」とツイッターに投稿していたが、日本への侵略は9条では防ぐことはできないのだ。また、志位氏は「憲法9条を生かす外交戦略こそいま必要」と述べているが、それも相手が9条の精神を持ち合わせていなければ通用しない。ロシアや中国や北朝鮮に9条の精神があるなどとてもではないが思えない。

日本は災害も多く危険な国に囲まれている。だからこそ自衛隊は必要なのだ。その自衛隊を違憲状態にしておくことこそが理不尽なのだ。







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