朝日新聞、アストラゼネカ社製ワクチンの大量破棄を報じる→緊急時だったことを忘れたの??
政府批判が目立つ、朝日新聞が今回報じたのがアストラゼネカ社製ワクチンの大量破棄だ。
国内で生産されているアストラゼネカ社製ワクチン。だが副反応として血栓症の報告があり、我国では接種が進まなかった。
そのアストラゼネカ社製ワクチンについて朝日新聞が「大量破棄」「使い道がない」等報道しているのだ。
緊急時でワクチンを確保する必要があったことを忘れたのか。このような批判が起これば政府が次の行動に移し難くなるのは明白だ。
余りにも結果論過ぎる朝日新聞の批判だが、どうして今になって言うのか???批判するにしても、ワクチン輸入を決定した際に、必要な数を言うべきであろう??
アストラゼネカ社製ワクチンで報告された血栓症に、EUもWTOも対応を迫られた!!
新型コロナワクチンを確保する為に、政府は奔走していた。アストラゼネカ社製ワクチンは薬事承認されたのは昨年の5月。だが薬事承認される前に、一定の供給量を確保する必要がある為に、2020年の12月に1億2000万回分の供給契約を締結していた。
しかし、だ。そのアストラゼネカ社製ワクチンを先行接種していた諸外国で血栓症についての報告が相次ぎ、EUやWTOは対応を迫られたのだ。
欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は7日、アストラゼネカ製ワクチンの非常にまれな副作用として血栓を記載すべきだと述べた。一方で、利益がリスクを上回っているとした。欧州ではいくつかの国で、ワクチンの使用を一部の年齢に制限している。
世界保健機関(WHO)は、同ワクチンと血栓の関係は「信ぴょう性がある」が確定はしていないと述べた。また、全世界ですでに2億人がこのワクチンを受けている状況で、血栓がおきるのは「非常に珍しい」ことだと話している。
こうした情報があり、我国ではアストラゼネカ社製ワクチンの接種は進まなかった。
そのアストラゼネカ社製ワクチンは大量破棄されると騒いでいるのが朝日新聞だ。
結果論過ぎる批判を展開する朝日新聞!!
副反応で血栓症が起きる可能性が報じられたアストラゼネカ社製ワクチン。接種が進まないのが当然だと思うが、そのアストラゼネカ社製ワクチンの行方を朝日新聞が報じた。
政府は約6千万回分を上限として海外諸国への供与を決め、外務省によると、これまで東アジアを中心に約4300万回分を送った。
残りの約6千万回分について、厚労省予防接種室の担当者は「使い道がなく、宙に浮いた状態だ」と認める。
朝日新聞の取材によると、1億2千万回分の多くは21年中に国内で製造済みで、在庫分は次々に6カ月の有効期限を迎えているとみられる。今後大量廃棄される可能性もある。
厚労省と同社は契約内容の守秘義務を理由に、期限切れを迎えたワクチンの有無を明らかにしていない。
朝日新聞は「在庫を破棄するとはけしからん」とでも言いたいのか。
ワクチン接種が強制であるなら、百歩譲って朝日新聞の主張に理解できる点はあるかも知れない。だが、緊急時かつ任意の接種だ。
しかも、だ。アストラゼネカの血栓は、世界中どの国も予想も出来なかった。
在庫を抱えることが悪と評価されるのであれば、今後政府は緊急時に何の対応もできなくなる。そして、ファイザーが手に入らねば、アストラゼネカを使用していたであろう。
朝日新聞は政府を批判できるネタを懸命に探しているようだが、そんなことより、購読者に有意義な情報を届けることがメディアとしてやるべきことではないだろうか。