有言実行の岸田総理!総裁選で語った「勤労者皆保険」の実現に大着手!!
昨年9月自民党総裁選は目新しい政策が岸田総理から飛び出していた。その総裁選での言葉を実行に移すべく、岸田総理は政権発足以降、すぐに準備に取り掛かった。
所得を引き上げる為の公的価格評価検討委員会、新しい資本主義実現会議がその最たる例だ。そして総裁選でも言及した経済安全保障を確実にする為に担当相を新設し、通常国会では法案を提出した。
約束したことを実現すべく奔走する岸田総理。総裁選で言及した「勤労者皆保険」の実現に向けても6月に方向性を出すことがわかった。
有言実行の岸田総理、「勤労者皆保険」でも国民の期待に応える方向性を示してくれるに違いない。
総裁選時のことを着々と実行に移す岸田総理!!
昨年、誰よりも早く総裁選への出馬を表明し、政策を発表した岸田総理。その時語られた政策は着実に実行に移されている。
目標として掲げる「令和版所得倍増」を巡り看護師らの所得の引き上げを実現するために「公的価格評価検討委員会」を設置すると提起した。
(中略)
原子力発電の活用を巡っては「新増設の前に既存の原発の再稼働をしっかり進めていくのが大事だ」と話した。
「働き方に中立的な社会保障や税制を整備するのが必須だ」とも言及した。正規・非正規にかかわらず企業で働く全ての人が社会保険に入る「勤労者皆社会保険」の実現を力説した。
(略)
(出典 自民党)
岸田総理が総裁選の時に語ったことの一部だが、「公的価格評価検討委員会」「『新しい日本型資本主義』構想会議」と名前こそ若干違うが、設置されている。原発に関して、エネルギー価格の高騰も受け「あらゆるエネルギー源の活用」とも言及している。
そして「勤労者皆保険」について動き出した。
6月に方向性が示される「勤労者皆保険」!!
岸田総理の下、社会保険について「全世代型社会保障構築会議」で議論が行われている。この会議で「勤労者皆保険」の方向性を示し、政府の経済財政運営の指針である「骨太の方針」への反映を岸田総理は目指している。
勤労者皆保険の実現は、昨秋発足した同会議が掲げた当面の課題の一つ。岸田文雄首相は「兼業、副業、フリーランスなど国民の働き方が多様化している。働き方に中立的な社会保障を考えなければならない」と述べ、導入に意欲を示している。
(出典 首相官邸)
岸田総理が言及しているように、働き方は多様化している。それに対応した社会保障制度が構築すべきとするのは大正論だ。
岸田総理は、昨年10月、「日本の社会保障制度は、従来は年齢で区切っていたが、これからの時代は能力に応じ、支え手に回ってもらう。全世代で社会保障を支える基本的な考え方を進めていかなければならない」(参考)と語り、社会保障制度の大改革を行う意向を示していた。
更にこの「勤労者皆保険」は岸田総理が2019年5月に政調会長としてまとめた社会保障改革提言にも盛り込まれていたものだ。
安心できる社会保障の構築、そして多様な働き方に対応する「勤労者皆保険」の早期実現をお願いしたい。
そして追加で改めてお願いしたいのが経済対策だ。このウクライナ情勢の中で円安が著しい。これは明かに我国政府の経済政策が国際的に評価されていないことを表している。上記の改革も経済が不景気になれば、意味をなさなくなる。意味のある経済政策も同時に進めていただきたい。財務省官僚や外務省官僚のアドバイスでは、これは実現不可能だ。その点も考慮に入れて岸田政権には何とか有効な経済対策を示していただきたい。