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共産・志位委員長、維新と国民の選挙協力を「野合だ」と批判⇒維新・馬場共同代表「野合は立・共」




夏の参院選の京都・静岡選挙区で日本維新の会と国民民主党が相互推薦の選挙協力で合意したことに立憲民主党は相当警戒している。この話が持ち上がった時点で泉健太代表は「全国的にみても国民が維新を応援するケースはどこにもない。京都だけというのはかなり考えにくい選択ではないか」とけん制した。京都選挙区は党の重鎮である福山哲郎氏が再選を挑むわけだが、先の衆院選での辻本清美氏落選の再来の可能性も大きくなるとなれば無理はない。

京都・静岡選挙区で候補者を擁立する共産党の志位和夫委員長も日本維新の会と国民民主党の選挙協力について「(自民党の)補完勢力同志の野合だ」と批判した。

日本維新の会の松井一郎大阪市長は3月に立憲民主党と共産党の選挙協力を「野合談合」とツイートをしていた。松井氏は泉健太代表が就任した際にも「これからも共産と連携を続けるなら野合・談合体質は変わらないということだ。くみすることはできない」と述べていた。こういった発言への反発だろう。

 夏の参院選京都選挙区(改選数2)で、日本維新の会と国民民主党が選挙協力で合意したことについて、共産党の志位和夫委員長は21日の記者会見で「(自民党の)補完勢力同志の野合だ」と批判した。

維新が立憲民主党と共産による選挙協力を「野合」と繰り返し批判してきた点に触れ「私たちの野党共闘は共通政策という大義の下に選挙協力をやった。見当違いの非難だ」と応酬。「(維新は)一体どうして変わってしまったのか、説明がありませんね」と皮肉った。

共産が新人を擁立する同選挙区では、2019年の前回選で共産現職が再選を果たしており、志位氏は「今回も確保したい」と連勝に意欲を見せた。

選対委員長を兼ねる穀田恵二国対委員長(衆院比例近畿)も20日の記者会見で「補完勢力とも言うべき維新、与党化した国民という翼賛体制の方々と真正面から戦って勝利する」と対決姿勢を鮮明にしていた。

引用元 維新と国民の選挙協力「野合だ」、共産の志位委員長が批判

こういった共産党の反発に対して日本維新の会の馬場伸幸共同代表は、立憲民主党と共産党こそ野合だと反論した。

 日本維新の会の馬場伸幸共同代表は21日の党会合で、夏の参院選での国民民主党との選挙協力に「野合」との指摘があることに関し、「野合というのは政策が全く違う、例えば立憲民主党と共産党(の協力)だ」と反論した。

馬場氏は「安全保障に対する根本的な考え方が違うのに選挙で協力し合って当選者を出しても、同じ方向を向いて政治をやっていくわけではない」と批判。国民との協力については「当選を目的とした野合ではない。政策的理念、信念を共有している」と強調した。

引用元 維新共同代表「野合は立・共」=政策全く異なると指摘

そもそも合意すべきは合意し、反対すべきは反対するという是々非々のスタイルがなぜ与党の「補完勢力」となるのか理解に苦しむ。是々非々が野党のスタイルとは違うというのなら、野党は何でも反対という事になる。それは国民が望む野党とは違うのではないだろうか。

選挙協力については、馬場氏が指摘した安全保障の考え方や、憲法審査会での姿勢を見ても、立憲民主党と共産党の選挙協力よりは納得いくものだと考える。







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