安倍元総理、韓国代表団に慰安婦・徴用工問題「しっかり対応してほしい」⇒韓国報道では『安倍元首相「韓日関係良かった時代に戻ってほしい」』
安倍晋三元総理が韓国次期大統領代表団と面会し、慰安婦問題といわゆる徴用工問題に関して「しっかり対応してほしいと話した」と安倍派の会合で報告した。
代表団は前日にも岸田総理に日韓関係の改善について「そのためには懸案の解決が必要だ」とクギを刺されていた。
自民党の安倍晋三元首相は28日の安倍派(清和政策研究会)の会合で、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領が日本に派遣した政策協議代表団との27日の面会で、日本側の立場を明確に伝えたことを明らかにした。慰安婦問題といわゆる徴用工問題に関し「安倍政権時代に交わした日韓合意と、1965(昭和40)年の日韓基本条約、請求権協定の基本に関わることなので、しっかり対応してほしいと話した」と述べた。
同時に、安倍氏は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を進めている現状を踏まえ、「日韓、日韓米の安全保障上の連携が重要だということは一致した」と強調。「新たな政権が迅速に未来志向で日韓関係を改善してもらうことを期待したい」と語った。
これに対して代表団は、日韓合意について「政府間の公式合意と認識しているが、被害者の心の傷を癒し、名誉と善厳を回復しなければならないという合意の精神も看過してはならない」と述べた。
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領が日本に派遣している政策協議代表団は27日、自民党の安倍晋三元首相と会談した。都内で記者団の取材に応じた団長の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長は、慰安婦問題をめぐる2015年の日韓合意について「政府間の公式合意と認識しているが、被害者の心の傷を癒し、名誉と善厳を回復しなければならないという合意の精神も看過してはならないと申し上げた」と述べた。
いわゆる徴用工訴訟で原告側が差し押さえた日本企業の現金化問題についても「日本側の懸念はよくわかっていると説明した」と話した。
これ以上何を求めるのだろうか。これまで幾度も謝罪を要求し、日韓合意では韓国政府が元慰安婦支援のため設立する財団に日本政府が10億円を拠出し、両国が協力していくことを確認した。しかし、これを一方的に破棄したのは韓国だ。日本が拠出した10億円も、元慰安婦とされる人には僅かしか渡らず、財団関係者が使い込んだという報道もあった。元慰安婦の名誉と尊厳を一番踏みにじっているのは韓国の関係者だ。安倍氏が「しっかり対応してほしい」と要求するのも当然だ。
ちなみに、韓国では次のように報じられたらしい。記事は朝鮮日報。
日本の安倍晋三元首相が、尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が日本に派遣した韓日政策協議代表団と会い、(韓日間が)良かった時代に早く戻ってほしいと語ったとのことだ。
これは、27日に安倍元首相と会談した韓日政策協議団の団長を務める鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長が安倍元首相に「暗いトンネルをさまよう韓日関係に夜明けの光が差し込むようだ」と言った際、安倍元首相が述べた言葉だという。
安倍氏が良かったころの日韓関係に戻って欲しいと語ったそうだ。良き頃の日韓関係なんかあっただろうか?韓国という国ができてからずっと韓国は日本をねたみ続けているような気がするのだが?