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北村滋前国家安全保障局長、最新の経済安全保障事情を解き明かす著書を出版!!

我国に経済安全保障と言う政策を根付かせた、北村滋前国家安全保障局長。

左翼からは敵視され有る事無い事で誹謗中傷されているが、彼は警察官僚として我国の技術を盗もうと暗躍するスパイと闘い続けてきた。

しかも、国家安全保障局長時代には、経済安全保障の強化に心血を注ぎ、今もなお経済安全保障の有識者会議のメンバーとして、岸田政権の政策を指南している。経産省出身官僚の恥ずべき不祥事もあったが、北村氏がいたからこそ、経済安全保障は何とかここまで来たのであろう。

その彼が新著を書き下ろしたと注目を浴びている。

北村滋前国家安全保障局長が最新の経済安全保障事情を解き明かす著書を出版!!

中央公論社から、5月23日、発売予定の「経済安全保障 異形の大国、中国を直視せよ」は、北村滋氏の二番目の著作である。

警察官僚として日本の技術を盗もうと暗躍するスパイと闘い続け、 前国家安全保障局長として経済安全保障の強化に心血を注いだ著者が、 軍備を拡張し、現状変更も辞さない中国の野望と戦略を分析。

「スパイ天国」とまで揶揄された無防備なこの国を守るための指針を提示し、最新の経済安全保障事情を解き明かす。全篇、著者渾身の書き下ろし。

人工知能(AI)を搭載したドローンが襲い掛かってくる、人工衛星を攻撃されて陸海空のオペレーションが混乱する、遠隔から原発をメルトダウンさせる……。現代戦は、科学技術の戦いだ。令和の戦争の勝敗を決するのは、AI、量子技術、生物工学の力といっていい。軍民融合が当たり前の中国は、世界の最先端技術を吸い取り続けている。「見えない戦争」は始まっている。安全保障の危機が経済、科学の領域に拡大している。

引用元 経済安全保障 異形の大国、中国を直視せよ

経済安全保障は、重要性は分かるが耳慣れない言葉だ。その提案者であり、実務者が説明してくれるのだから、これほど心強いことはない。

それにしても、衝撃的な内容だ!!遠隔から原発をメルトダウンさせられると、前国家安全保障局長が告発している事実は重い!経済安全保障法制では、原発などのインフラ施設から疑わしいスパイ企業を排除し、チェックしていくことが定められているが、これは、そう言うことだったのか!と納得する。

確かに今までであれば、下請け企業の社員にスパイがいれば、原発にウイルスを仕込むことも簡単だ。これは、北村氏の危機感が並々ならぬものだと言うことが、良く分かる。

目次からも、大変興味深そうだ。

目次
■1章 日本を狙うスパイ
■2章 経済、科学の領域に拡大する安全保障の危機
■3章 経済安全保障とは何か
■4章 米中激突の最前線
■5章 米国、欧州の政策
■6章 我が国の政策と経済安全保障推進法
■7章 中国の歴史的戦略思考と米国の誤算
■8章 習近平の「中華民族の偉大な復興」「中国の夢」

引用元 経済安全保障 異形の大国、中国を直視せよ

我国とその技術が、スパイによって狙われており、特に中国がその主犯であり、それに対抗する為に経済安全保障推進法案が作られたと、良く分かる。特に、だ。中国の歴史的戦略思考と米国の誤算は興味をそそられる。

この北村氏の新著は、大注目だ。

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