バイデン大統領が拉致被害者家族会と面会!その一方で林外相はまさかのタイミングでまさかの発言!!
バイデン大統領が来日し、岸田総理と首脳会談に臨んだ。首脳会談の内容は速報で事細かく報じられた。
バイデン大統領は、岸田総理と会談する以外にも、重要な面会に臨んでいた。それが拉致被害者家族会との面会だ。当初の予定とは異なり、バイデン大統領は家族会の一人一人から話を聞いたとのこと。岸田総理とバイデン大統領の力によって拉致問題に進展があることに期待したい。
しかし、だ。こうした動きがある一方で、非常に残念な動きもあった。それが林外相の北朝鮮支援発言だ。バイデン大統領の来日直前になされた林外相の発言。これは林外相自身の考えなのか、それとも外務省の入れ知恵なのか。
参院選後には内閣改造が行われるはずだ。岸田総理には拉致問題を進展させる為にも外務省を解体的に改革し外務大臣を刷新するべきではないか。
対応の差が歴然としてしまったバイデン大統領と林外相
バイデン大統領が初来日し、岸田総理との日米首脳会談、そしてインド太平洋経済枠組み立ち上げに関する首脳会合、そしてクアッド首脳会談と日程をこなしている。
多くの首脳会談を重ねるバイデン大統領だが、拉致被害者家族会とも面会を実施した。その面会でのバイデン大統領の様子が次のように報じられている。
面会は、午後3時前からおよそ30分間に渡って行われたという。当初は、横田拓也さんらが代表して挨拶をする予定だったが、バイデン大統領が、家族ひとりひとりから話を聞き、握手を交わしたという。
家族の中でも高齢の横田早紀江さん、有本明弘さんは、椅子に座ったままだったが、そこへ大統領が自ら近づいてきて、ひざまずき、話を聞く場面もあったという。早紀江さんには「ハグをして」優しい言葉をかけたとのこと。
早紀江さんによると、大統領は、自らも、過去に子どもを亡くしていることに触れて、「あなた方の気持ちは分かります。私も同じ気持ちです」と語りかけたという。
(出典 バイデン大統領公式TWITTER)
拉致被害者の家族が面会を行ったアメリカ大統領はバイデン大統領で4人目だ。この面会だが、実は懸念があった。それはオバマ大統領の時の再現になるのではないかというもの。
オバマ大統領も拉致被害者家族と面会は行ったが、その時間はわずか10分、それも立ち話で終わってしまったのだ(参考)。
バイデン大統領の対応は、明らかにオバマ大統領の時とは異なっている。松野官房長官が述べていた通り、バイデン大統領と拉致被害者家族会の面会によってアメリカ側の理解が一層深まることに期待したい。
アメリカ側の対応に注目が集まっていたが、まさかの対応をしたのが我国の外相だ。林外相はタイミングを理解していないのか。バイデン大統領の来日直前にとんでもないことを言い放っていた。
林芳正外相の発言に、また批判が噴出している。北朝鮮工作員に、横田めぐみさん(57)=拉致当時(13)=が連れ去られた新潟市で22日に行った講演で、北朝鮮での新型コロナウイルスの感染拡大について、「放っておけばいいとは、なかなかならない」と語ったのだ。来日中のジョー・バイデン大統領と拉致被害者家族会が面会する前日に、一体どういう政治センスをしているのか。
(中略)
新潟市は、横田さんが拉致された現場であり、日本にとって重い意味を持つ。林氏が拉致問題に言及したのは、わずかだったという。
(出典 外務省)引用元 北朝鮮支援発言の林外相に批判噴出「放っておけばいいとは、ならない」 横田めぐみさん拉致された新潟で 有本氏「就任以来、発言に『ズレ』が」
林外相は一体何を考えているのか。少なくとも、バイデン大統領の来日直前に新潟市で話す内容ではないことは疑いがない。
林外相は外相就任以降、成果よりもチグハグな対応が目立っている。参院選後は内閣改造が予定されているはずだ。岸田総理には是非とも外務大臣の交代を検討してもらいたい。