安倍元総理が先を見据えた創設したクアッドを、インドのモディ首相も大絶賛!一方、中国は安倍元総理への警戒感を露わに!!
安倍元総理が総理在任中に目指したクアッド創設。そのクアッド首脳会談が成功裡に幕を閉じた。安倍元総理の先見性が際立つクアッドだが、安倍元総理が首脳会談を多く重ねた相手であるインドのモディ首相は、安倍元総理に賛辞を送っている。
モディ首相は安倍元総理とも会談を行い、「あなたが努力してきたことが下地になった」と語ったのだ。
今後も我国の安全保障の礎になるクアッド。そのクアッドに尽力した安倍元総理に対して中国が警戒感を露わにしている。
日印協会の新会長に就任!そしてモディ首相と会談をした安倍元総理!!!
安倍元総理が親密な関係を構築した海外首脳といえば、アメリカのトランプ大統領がすぐさま思い浮かぶ。だが、安倍元総理が自身の別荘に初めて招待した外国首脳はインドのモディ首相なのだ。(参考)
そのモディ首相は、安倍元総理が総理を退任する際には、「親愛なる友人安倍晋三。あなたのリーダーシップと献身によって、インドと日本の連携はこれまでにないほど深く、強くなった。早い回復を祈っている。」と語るなど両者の信頼関係の深さを窺わさせた。
今回、クアッド首脳会談の為に来日したモディ首相は、安倍元総理と会談をし、安倍元総理の功績を改めて伝えている。
自民党の安倍晋三元首相は24日、日本とインドの交流発展を目指す財団法人「日印協会」の新会長に就任すると発表した。現会長の森喜朗元首相から引き継ぎ、6月9日に就任する。
(中略)
この後、安倍氏は都内でモディ氏と面会した。安倍氏によると、モディ氏は「あなたが努力してきたことが下地となり、首脳会合を成功裏に終えることができた」と述べた。菅義偉前首相も都内でモディ氏と会い、日印間の観光や経済などをめぐり意見交換した。
(出典 モディ首相公式TWITTER)
安倍元総理もモディ首相との再会について、そしてクアッド首脳会談が我国で開催されたことについて、次のように投稿している。
本日、120年の歴史を誇る日印協会の会長に森前会長の後を受け就任致しました。その後来日中のモディ首相とお会いしクアッドの成功を祝し旧交を温めました。官房長官時代から構想してきたクアッドが、とうとう東京で開催され感無量。 pic.twitter.com/x5YnlVUCCa
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) May 24, 2022
安倍元総理が展開した外交が、時を経て結実したわけだが、こうした安倍元総理の戦略、そして先見性について最も警戒感を抱いているのが中国だ。
中国、安倍元総理の訪台を警戒中!!!
稀代の戦略家である安倍元総理。その安倍元総理が訪問するのではないかと伝えられているところが台湾だ。
こうした安倍元総理の動きに早くも警戒しているのが中国で、中国外務省の副報道局長は次のように警戒している。
中国外務省の汪文斌副報道局長は23日の記者会見で、安倍晋三元首相が7月末に訪台する可能性があるとの台湾メディアの報道を巡り「日本は中国人民に台湾問題で歴史的な罪を負っており、言動を慎むべきだ」と述べ、訪台に反対する考えを示した。
(出典 汪文斌副報道局長公式TWITTER)引用元 安倍元首相の台湾訪問に反対
報道されただけで、安倍元総理は一言も訪台するとは言っていないにも関わらず、この警戒感だ。総理を退任したとはいえ、中国が如何に安倍元総理を警戒しているかが良くわかる。
我国の安全保障の柱の1つ、クアッドの枠組みを育て上げた安倍元総理。総理を退任したとはいえ、岸田政権の外交を是非支えていってもらいたい。
(2018年の首脳会談の様子 出典 安倍元総理公式TWITTER)