大成功に終わったクアッド首脳会談の裏で、中ロの爆撃機が我国周辺上空に飛来、更に北朝鮮はミサイルを発射!!防衛費増額は待ったなしだ!!
我国で初めて開催されたクアッド首脳会談。クアッド首脳会談では経済安全保障についても議論がなされ、4か国の官民対話の設立、4か国の共通原則も策定する見通しになった。
このクアッド首脳会談に警戒感を隠そうともしないのが、我国の隣国たちだ。中国、ロシアは我国の周辺上空に爆撃機を飛ばし、北朝鮮はミサイルを発射している。
こうした国々の動きを見れば、岸田総理がバイデン大統領に伝えた我国の防衛費増額は待ったなしの急務と言わざるを得ない。
岸防衛相が緊急記者会見を大開催!明らかにされた中ロ両国の行動!!
クアッド首脳会談が開催されることに伴い、都心では大規模な警備体制が敷かれていた。何事もなくクアッド首脳会談が終了したと思っていたが、我国の外に視線を向けるととんでもないことが起きていたのだ。
防衛省によりますと、24日午前から午後にかけて、中国軍とロシア軍の爆撃機が日本周辺の日本海や東シナ海、それに太平洋上空で長距離にわたって共同飛行しているのを確認したということです。
爆撃機は中国軍とロシア軍がそれぞれ2機、そして中国軍のものと推定される機体が2機の合わせて6機が確認されたほか、ロシア軍の情報収集機1機も飛行していたということです。
航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進して警戒・監視に当たり、領空侵犯はありませんでした。
防衛省は、クアッドの首脳会合が行われている中での示威行為だとして、中国とロシアに対し、外交ルートを通じて重大な懸念を伝えたことを明らかにしました。
(出典 防衛省・自衛隊公式TWITTER)
岸防衛相は緊急記者会見で「クアッドの首脳会合が開催されている中での中国・ロシア両国による軍事演習は、開催国のわが国に対する示威行動を意図したもので、これまでと比べ、挑発度を増すものだ。」と語っている。
このような挑発行動が許されて良いわけがない。この両国に対して外交ルートを通じて重大な懸念を伝えたとされているが、外交ルートでの抗議が有効的だったことは未だかつてない。
中ロに続いて、北朝鮮がミサイルを発射!!!
中ロが挑発的な行動に出たクアッド首脳会談。それに次いで、警戒されていた国が行動に出た。北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのだ。
岸防衛大臣は、防衛省で記者団に対し、北朝鮮が25日午前5時59分ごろ弾道ミサイルを発射し、最高高度550キロ程度で300キロ程度の距離を飛しょうしたことを明らかにしました。
(中略)
確認された2発は、いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下し、船舶などに被害の情報は入っていないということです。
(出典 防衛省・自衛隊公式TWITTER)
クアッド首脳会談の裏で挑発的な行動に出る近隣諸国。こうした国々の挑発的行動に我国は幾度となく外交ルートを通じて抗議をしてきたが、まるで効果がない。
岸田総理は、クアッド首脳会談の前に開催されたバイデン大統領との日米首脳会談で、「防衛費の相当な増額」を伝えている。この岸田総理の表明について、一部野党は批判をしているが、それなら対案を是非示してもらいたい。
そして北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射で、北朝鮮支援に言及していた林外相も北朝鮮がどのような国か理解したはずだ。その頻度も明かに以前より増している。林外相も外務省も猛省して頂きたい!
岸田総理には不測の事態に備える為にも、「防衛費の相当な増額」に全力を挙げてもらいたい。それが出来るのは岸田政権だけだ。そして是非とも外務省の解体的改革も実行していただきたい。これも喫緊の課題だ。
(出典 防衛省)