処理水海洋放出巡り、韓国で「世界海の日」に合わせ抗議デモ　新政府はIAEAが太鼓判を押したことを説明していないのか？本当に仲良くなりたいの？

福島第1原子力発電所の処理水海洋放出を巡り、韓国で「世界海の日」に合わせ抗議デモが行われたという。

韓国政府はIAEAが太鼓判を押したことを説明していないのだろうか。

韓国ソウルで8日、「世界海の日（World Oceans Day）」に合わせ、東京電力（TEPCO）福島第1原子力発電所の処理水を海洋放出する日本政府の方針に抗議するデモが行われた。

福島第1原発の処理水放出に抗議 韓国

6月8日の「世界海の日」に合わせ、韓国・ソウルで行われた。 pic.twitter.com/h7a4STVYGQ

— AFPBB News (@afpbbcom) June 9, 2022

引用元　福島第1原発の処理水放出に抗議 韓国

ハンギョレ新聞は韓国はデータを受け取っていないと反発。

　来春から福島第一原発の汚染水の海洋放出の実施を目指している日本の準備作業が本軌道に乗ったが、韓国では海に流れ込む放射性物質の影響を全く把握できない状態が続いている。日本の協力不足に韓国の準備不足が加わり、影響の把握に欠かせない汚染拡散モデルの分析さえ実施されなかったためだ。

引用元　福島原発汚染水の海洋放出を着々と進める日本…データも受け取っていない韓国

しかし、安全性を検証するIAEAの調査団には韓国の専門家も加わっていた。調査の過程が客観的に検証されていたはずだ。そのせいもあって、5月１８日には韓国外務省も態度を軟化して、反対姿勢を一転させていた。

韓国外務省関係者は１８日、東京電力福島第１原発の処理水海洋放出に関連し「客観的、科学的な観点から、安全で国際法と国際基準に合致した方式で処理されるよう必要な対応に最善を尽くす」と述べた。

日本の原子力規制委員会が東電計画の審査書案を了承したことを受けて語った。文在寅政権下では海洋放出自体に反対姿勢だったが、外務省関係者は放出を前提に日本側と協議を続けていく考えを示した。日韓関係改善に意欲的な尹錫悦政権の姿勢を反映し、対応が軟化したとみられる。

引用元　国際基準に沿った放出を　原発処理水、反対示さず―韓国

だが、ここへきて韓国国民が抗議デモを行うということは、明らかに韓国政府の国民への周知不足だ。怠慢だ。わざわざ韓国人専門家まで交えて安全性の検証を行った意味がない。このような体たらくで何が日韓関係の改善だ。

データがどうのこうのいうのなら、まずは韓国が垂れ流している数値を明らかにしろ。