立民・泉代表、枝野前代表らが「自衛隊員応援議員連盟」を発足 「自衛隊は違憲」と主張する共産との関係は?
立憲民主党の泉健太代表、枝野幸男前代表らが「自衛隊員応援議員連盟」を発足させることを読売新聞が報じた。
立憲民主党の有志議員が14日、「自衛隊員応援議員連盟」を発足させる。ロシアのウクライナ侵攻で国民の安全保障政策への関心が高まる中、国防を担う自衛隊員の処遇改善策などを検討していく。
会長には枝野幸男・前代表が就任する。呼びかけ人には、泉代表のほか、野田佳彦・元首相、玄葉光一郎・元外相、安住淳・元財務相ら重鎮が名を連ねた。14日の設立総会では、防衛省から自衛隊の現状と課題を聴き取る。
安保に関する立民内の考え方は、保守寄りからリベラルまで幅が広い。議連で活発な議論を行うことを通じ、共通認識を形成していく狙いがありそうだ。
枝野氏自身は「個別的自衛権の範囲で自衛隊は合憲」と主張していて、立憲民主党は『憲法9条への自衛隊の明記』については「憲法上、フルスペックの集団的自衛権の行使が可能になりかねず、専守防衛を旨とした平和主義という憲法の基本原理が覆る」(参考)として反対姿勢をとっている。
ネットでは「選挙対策」「パフォーマンス」「保守層の掘り起こし目当てですか?」などといった声があがっている。
私個人としても、自衛隊を応援することを表明しながら、自衛隊を違憲組織と主張する共産党と手を組むことには違和感しかない。本当に自衛隊を応援したいのなら、共産党と手を組むなどありえないと思う。しかもこのタイミング。ネット上のような指摘があがるのも無理はないと思う。