自民・世耕参院幹事長、吉川氏の離党に「比例の復活議員であり、党の議席だ」「議員辞職も求めていきたい」
18歳女子学生に飲酒させたなどと一部週刊誌に報じられた吉川赳衆院議員。自民党に離党届を提出し、受理されたのだが、自民党の一部では「離党は甘い。議員辞職が当たり前だ」という意見もあがっていた。
吉川氏の地元の静岡県の有権者からも「恥ずかしい」「離党で済む話ではない」といった意見が相次いだことをロイターが報じた。(参考)
その一部の自民党議員かどうかは定かではないが、自民党の世耕弘成参院幹事長が「一部衆院議員にとんでもない動きがあった。断固抗議したい」「比例の復活議員であり、党の議席だ」と訴え「議員辞職も求めていきたい」と述べた。
自民党の世耕弘成参院幹事長は13日の党会合で、18歳の女子学生と飲酒したなどと報じられた問題を受け、自民を離党した吉川赳衆院議員(40)=比例東海=について、「議員辞職も求めていきたい」と述べた。
世耕氏は「一部衆院議員にとんでもない動きがあった。断固抗議したい」と指摘。そのうえで「(吉川氏は)比例の復活議員であり、党の議席だ」と強調した。
世耕氏は10日の記者会見では、吉川氏に関し、「(吉川氏が疑惑を)事実でないと証明できないのであれば、出処進退を含めて自身で判断すべきだ」と語っていた。
吉川氏の離党についてはネット上でも「甘い」「永久追放にしろ」「ほとぼりが冷めたら戻ってくるのでは」などといった意見が相次いでいた。
世耕氏の意見は至極当然。比例復活の議員が不祥事で離党するのなら議席を返上するのは当たり前だ。いいかげん、比例当選議員が離党の場合は議員辞職して党に議席を返上するというルールを作ってもらいたい。