岸田総理、韓国政府側から提案された首脳会談に慎重な姿勢を示す！！
岸田総理が引き続き厳しい姿勢を示している韓国への対応。岸田総理は文在寅前大統領を相手にすることはなかった。
その文大統領が退任し、新たに尹大統領が誕生した。ここでも岸田総理は大統領就任式に出席することはなく、代わりに林外相を派遣した。
岸田総理が、尹大統領とのどのような関係を構築するのかに注目が集まったが、岸田総理の姿勢は文大統領の時と何ら変わらないようだ。韓国側が提案した対面での日韓首脳会談について、慎重な姿勢を崩していない。
韓国側が提案してきた日韓首脳会談！！
岸田総理は積極的な外交を展開している。しかし、だ。多くの国、それも基本的価値観を共有する国々とは首脳会談を開催しているにも関わらず、隣国の韓国との会談は開催される気配が全くない。
その岸田総理の姿勢に業を煮やしたのか、韓国側から対面での日韓首脳会談が提案されていた。
岸田文雄首相は、今月29、30両日にスペインの首都マドリードで開かれるNATO首脳会議に出席する検討に入った。会議に参加する場合、韓国側から日韓首脳会談開催の打診を受けていることも分かった。
（出典 尹大統領公式フェイスブック）
驚くべきことに最後に開催された日韓首脳会談は２０１９年の安倍総理の時だ。長い間開催されていない日韓首脳会談。岸田総理は大統領交代を契機に早急に実現を図るものと思ったが、岸田総理の韓国に対する姿勢には一点の曇りもなかった。
岸田総理、変わることなく慎重な姿勢を貫く！！
韓国側から提案された日韓首脳会談。日頃から韓国への忖度を働かせる外務省は開催したかったのかもしれないが、岸田総理の姿勢は全くもって変わっていなかった。
岸田総理大臣は「1965年の国交正常化以来築いてきた日韓関係を発展させていく必要があり、そのためには旧朝鮮半島出身労働者問題をはじめとする日韓間の懸案の解決が急務だ。日韓関係を健全な関係に戻すべく、日本としてはこれまでの一貫した立場に基づいて新政権と意思疎通を図っていく」と述べました。
（中略）
太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題など諸懸案への姿勢を見極めて対応する考えを強調しました。
（出典 首相官邸）
岸田総理の韓国への姿勢は、総理就任以降、驚くほど一貫している。岸田総理の言うように日本と韓国の間の懸案事項の解決は急務だ。
日韓合意を一方的に破棄した韓国側は、これらの問題を解決する為の方策を我国に提案しなければならない。
そしてだ、日韓首脳会談について慎重な姿勢を示していた岸田総理だが、一部報道では開催見送りと報じられている。（参考）
岸田総理は韓国側、特に文前大統領の数々の非礼を新大統領が誕生したからといって無かったことにするつもりは毛頭ないのだ。是々非々で臨む岸田総理の姿勢こそが、従来の日韓関係とは違う未来志向の日韓関係を構築に繋がるはずだ。