岸田総理、新型コロナ対策の成果を提示し、国民への感謝を表明!!そして内閣感染症危機管理庁の創設を決断!!公約を守る、岸田総理!!
国会の閉会に合わせて岸田総理が記者会見を行った。記者会見の冒頭では、我国の新型コロナ対策の成果を示したが、国民への感謝の想いも忘れなかった。
欧米諸国に比べて低い水準に抑え込んだ新型コロナ。岸田総理は各国首脳からも高い評価を得ていることを明かした。
そして、コロナ禍は我国にある課題も浮き彫りにした。その課題の1つが危機管理の在り方だ。岸田総理は新型コロナの反省を活かすために、内閣感染症危機管理庁の創設を決断した。
諸課題をクリアしていく岸田総理。その手腕に一層注目だ。
岸田総理、国民への感謝を表明!
閉会した通常国会では、本予算と補正予算、61本の内閣提出法案に7本の条約が成立した。通常国会が閉会したことで岸田総理も記者会見を実施した。その記者会見では、新型コロナ対策への国民の協力について感謝が表明された。
我が国は、欧米諸国に比べ、感染を極めて低いレベルに抑え込んでいます。各国首脳との会談でも、我が国の取組とその成果に高い評価が示されています。感染拡大を防ぐための国民の皆さんの御協力、また、地方自治体、医療・福祉・子育て等の現場の皆様の献身的な御尽力に、心より感謝を申し上げます。
政府としては、昨年11月にコロナ対応の「全体像」を示し、その下で、病床の確保、ワクチン接種の推進などに取り組んできました。3回目のワクチン接種率は既に60パーセントを超えました。高齢者に絞れば、90パーセントの方に接種いただいています。これは、G7でもトップクラスの水準です。
(出典 首相官邸)引用元 岸田内閣総理大臣記者会見
岸田総理は国民への感謝を表明するとともに、我国の新型コロナ対策について、各国首脳から高い評価が寄せられていることを明かした。
もちろん岸田総理は、これをもって新型コロナ対策を終わらせるつもりはない。「一日も早く皆さんが日常を取り戻せるように努力を続けてまいります。」と今後も気を緩めずに対策に取り組んでいく姿勢を示した。
その岸田総理は新型コロナで浮き彫りになった我国の課題についても、更に取り組む決意を示した。
岸田総理、内閣感染症危機管理庁の創設の方針を閣議決定
新型コロナで明らかになった感染症対策の司令塔の不在。その課題を解決する為に岸田総理は17日の閣議で内閣府に司令塔を創設する方針を決定した。
政府は17日午前、新型コロナウイルス感染症対策本部を首相官邸で開き、今後の感染症危機に備え、内閣官房に「内閣感染症危機管理庁(仮称)」を新設することを柱とする対応策を決定した。
(中略)
岸田文雄首相は席上、新たな対応策について「平時における機能強化を図った上で、有事には危機管理庁の指揮下で一元的に感染症対策を行う」と説明。
(中略)
国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、感染症研究の拠点を整備。米疾病対策センター(CDC)を参考に、「日本版CDC」の創設を目指す。
(出典 首相官邸)
岸田総理は新型コロナの感染防止対策、そして経済支援策のみではなく、行政を大改革し、次なる危機に備えようとしている。
岸田総理は課題を解決するために、すでに大改革を行っている。それが「子ども家庭庁」の創設だ。
大改革に続く大改革。岸田総理の参院選後の動きに要注目だ。そしてもう一つ岸田総理にお願いしたい。ここまで国民のことを考える総理であるからこそ、是非とも古巣で仲が良いことが理由で躊躇することなく、一番問題のある省庁と思われる外務省を是非解体的に改革していただきたい。これは日本の安全保障上も最重要課題のはずだ。