岸防衛相が中国国防相に毅然とした対応!!オーストラリア国防相とも異例の再会談!!
我国の安全保障を担当している岸防衛相。その岸防衛相の頼もしい姿勢が報道されている。アジア安全保障会議に出席し、中国国防相との会談に臨んだ岸防衛相。融和ムードにしたかった中国側の思惑を挫くように毅然とした対応を見せた。
そしてオーストラリア国防相とは異例の会談を実施した。アジア安全保障会議に合わせて12日に会談を実施したが、何と、3日後の15日にも再会談を実施したのだ。
中国には毅然とした対応。そしてオーストラリアとの協力関係をより深める岸防衛相。彼こそ我国の安全保障で欠かせない人物だ。
岸防衛相、中国の思惑を挫く!!
シンガポールで開催されたアジア安全保障会議。岸田総理が出席し、平和のための岸田ビジョンを発表した。その岸田総理と同様にアジア安全保障会議に出席するために、シンガポールを訪問していたのが岸防衛相だ。
その岸防衛相は、同じく会議に出席するためにシンガポールを訪問していた中国の国防相と会談を実施した。
その会談で岸防衛相は、我国の立場を見事に示してくれた。
中国の魏国防相が冒頭穏やかに「二国間の協力関係を強化していきたい」と語りかけてきたのに対し、岸氏は挨拶の後、中国による東シナ海での力を背景とした一方的な現状変更の試みや、空母「遼寧」の活動、さらにロシアとの共同の軍事行動などを次々に挙げて自制を求めた。
中国は日本からの自制要求を拒否したとみられるが、岸氏の強硬姿勢に面食らったようで、この会談について公式発表をしなかった。
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(出典 防衛省・自衛隊公式TWITTER)
中国側からの2国間の協力関係の強化の提案に、岸防衛相は毅然と中国へ自制を求めたのだ。
中国側はこの岸防衛相との会談について公式発表しなかったと報じられている。まさに岸防衛相の対応が中国にとって想定外の事態だったからに他ならない。
覇権主義的な動きの中国に対して、ここまで毅然とした対応を取れるのは、我国はもちろん、地域にとってもプラスに違いない。
頼もしい限りの岸防衛相だが、友好国オーストラリアとは異例の会談を実施している。
短期間で異例の再会談を実施した岸防衛相!!
先月行われたクアッド首脳会談。我国にとって重要な柱となったクアッドの1国がオーストラリアだ。そのオーストラリアの国防相と岸防衛相は会談を実施したのだが、12日、15日と異例の短期間で2回も開催されたのだ。
岸信夫防衛相は15日、来日中のオーストラリアのマールズ副首相兼国防相と防衛省で会談した。両氏は12日にもシンガポールでのアジア安全保障会議に合わせて会談しており、3日後の再会談は異例。
(出典 防衛省・自衛隊公式TWITTER)
オーストラリアは、今年の初め、自衛隊とオーストラリア軍の相互訪問の際の手続きと部隊の地位等を定めた日豪円滑化協定に署名している。
日豪円滑化協定が締結されたように、オーストラリアは今では我国にとって重要なパートナー国なのだ。その国の国防相と異例の再会談が実現したことは、岸防衛相が言うように「重要なものに昇華した証し」だ。
中国には毅然とした対応を示し、オーストラリアとの関係強化を見せつけた岸防衛相。その手腕は我国の安全保障に欠かせないものになっている。