さすが岸防衛相!中ロ両国の海軍の動きを厳しく指摘!そしてASEAN諸国と関係強化へ!
中ロ両国の海軍が特異な行動をしている。日本列島を周回しているのだ。こうした状況を受け、即座に反応したのが岸防衛相だ。
7回目となる我国とASEANの防衛担当大臣会合への出席のため、訪問していたカンボジアで中ロ両海軍の動きについて軍事プレゼンスの誇示だと警戒感を露わにした。
岸防衛相は会合でASEANとの防衛交流・協力の本格的な再開も表明している。緊張の度合いが高まる我国の安全保障環境。この難局に対処できるのは岸田総理と岸防衛相を置いて他にはいない。
岸防衛相、中ロ両海軍の動きに即在に反応!!
岸防衛相は21日から22日にかけてカンボジアを訪問していた。訪問の目的は、我国とASEAN諸国との防衛担当大臣会合に出席するためだ。
岸防衛相がカンボジアを訪問している最中、中国とロシアの両海軍が特異な行動に出ていることが明るみになった。
岸信夫防衛相は22日の記者会見で、中国とロシアの各海軍艦艇計8隻が日本列島を周回するような形で航行していることについて、「わが国に対する示威行動にも考えられる」との見解を示した。
岸氏は中露艦艇の動きについて「計約10隻もの艦艇が短期間に同様の航路でわが国を周回する形で航行することは両国による軍事プレゼンスの誇示だ」と述べた。
(出典 防衛省・自衛隊公式TWITTER)
岸防衛相は、軍事プレゼンスの誇示と指摘しているが、こうした動きは今に始まったことではない。昨年は中国とロシアが合同海軍演習を実施し、軍艦10隻からなる艦隊が本州をほぼ一周したことが明るみになっている(参考)。
繰り返される我国に対しての示威行動。普段から「外交力を強化」「外交ルートで解決」等の主張をしている人達は、こうした行動が繰り返されても従来通りの主張をするのだろうか。
岸防衛相は、こうした動きを背景に、防衛担当大臣会合では、防衛交流・協力の再開に言及しながらも、中ロ両国を牽制する発言を行った。
岸大臣は、日ASEAN協力の一層の強化に向けて、対面での防衛交流・協力を本格的に再開することを表明し、本年中に3年ぶり第12回目となるASEAN防衛当局次官級会合を開催し、日ASEAN防衛協力の更なる活性化を目指すと発言した。
(出典 防衛相・自衛隊公式TWITTER)(中略)
岸大臣は、現下の国際情勢を受け、力による一方的な現状変更が生起し得るということがより明らかになった旨指摘し、だからこそ、インド太平洋地域においても、ルールに基づく国際秩序を守ることが重要である旨指摘した。
(出典 防衛省・自衛隊公式TWITTER)
岸防衛相は、この会合の他にも、カンボジアのフン・セン首相への表敬訪問、日越防衛相会談等多くの会談をカンボジアで重ねた。
個別の会談では地域情勢についての意見交換も行われている。
緊張の度合いが高まる安全保障環境。防衛力の抜本的な強化、防衛費の相当な増額を通じて、岸田総理、岸防衛相に我国の平和と地域の平和を守り抜いてもらいたい。
(出典 防衛省・自衛隊公式TWITTER)